とある大型犬とそのマスター (ページ2)

今日:56 hit、昨日:80 hit、合計:417,739 hit

・ページ2

sc side

現在2nd ミニアルバムのタイトル曲である만세(マンセ)の活動中

そして今は次の収録まで少しだけ時間が空いたため

昼寝をしたり、ゲームをしたりとメンバーそれぞれがゆったりとした時間を過ごしている

そんな中ミンギュが俺に向かって話し始めた…

MG「ねぇ！クプスヒョン！これ見て！！」

最近新しく手に入れたスマホの画面を見せてくる

なんだなんだと確認してみるとそこには沢山のミンギュが

MG「この写真は〜デビューショーケースのときで〜この写真は〜17プロジェクトのときので〜……」

ミンギュの話を聞いてみたところデビュー前のときから応援してくれているっぽいCaratのアカウントらしい

アカウント名を確認してみると

Type-O@svt_carat

「タイプオーさん？」

MG「多分そうだと思います〜♪」

俺が興味を示したのが嬉しいのだろう

とうとう鼻歌が混じり始めたミンギュ

そんなミンギュにされるがまま写真を1つ1つ見せられていく

カメラや写真に関しては素人な俺だが、

そんな俺が見てもとてもセンスや技術があるように感じる写真だらけだ

最近カメラに興味を持ち始めたミンギュなら、

もっとこの写真たちの魅力や凄みを感じているのだろう

それにこの写真たちを見る限り

俺たちのイベントにかなりの数来てくれているようだ

他、音楽番組の出入りの写真やデビュー前、そして17プロジェクトの前のときの写真も出てきた

このCarat、相当昔から俺たちを応援してくれている…

「凄いな…」

ぼそっと1言俺が呟くと

MG(！)

まだ隣にいたミンギュの見えない耳がピコッンと立ち上がったように見えた

あ～あ、しっぽブンブンじゃん

MG「こんなに沢山のイベントに来てくださっているということは〜

1度ぐらい会ったことがあるのかなって思っ、思ったんですけど〜

俺〜1度もそれらしき子を見たことがなくて〜」

「ふ～ん、気づいていないだけじゃねぇの？」

その後もこんな感じでミンギュと話していると…

?「もしかしたらこの人対面系来たことが無いんじゃないかな…」

さっきまでゲームをしていたはずのウォヌが
ニュッと横から出てきて
先程の写真たちを見ながら言った

MG「え？何でわかるんですか？」

驚きで目を見開くミンギュ

WW「いや、だってこの写真の中で対面イベントのときのお前(ミンギュ)どこにも写ってないじゃん」

ウォヌ…お前よく気づいたな…

・→←プロローグ