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朝、起きたら今日も安室さんが居なかった。


…そういや、今日はポアロだって言ってたな。


大変だな〜…と思いながら、歯磨きと顔を洗い、冷蔵庫を開ける。


ん?これって…


『サンドイッチ…』


安室さん作っていってくれたんだ…忙しいはずなのに…


有難くいただくとしよう…。そう思いサンドイッチを食べる。


てか、


『俺今日から何すればいいんだ?』


仕事もしてねーし、てかやる事ねーし。…バイト探すか。


『バイトな〜…いい所あるかな?』


危ないところ以外がいいな。やっぱ第1希望はカフェ。ちな第2は花屋な。


…給料高いところがいい。←


家から近かったら尚良よしだな。いや、とりあえずは金。給料高いところ!!


『とりま外出るか。』


じゃないとスマホもねーし。バイト探せねーじゃん。…自分の足で行くしかねーって事だよな。


それから服をきがえ、髪の毛をセットし、外に出る。


あっ、ちなみに服は安室さんの服です。でも安室さんの服めっちゃデカいんだよな…。ブカブカ。



いやてか、日差し強っ!!


『暑い…』


まじで暑い。なんでこんなに天気良いんだよ。


暑さに耐えながらとりあえず街に出る。


『どっか店ねーかな…』


歩いてたらめっちゃ視線感じるんだけど。四方八方から。女子の視線多すぎ…。


てか、みんな俺の顔みて顔赤くしすぎだろ。そこまでかっこよくねーぞ俺。


だってトリップ前と一緒だし…。いやブスではないだろうけどさ。ふつーじゃん。←ちげーよ


それに、さっきから凄い話しかけられる。


まぁ、その会話が…


「少しお話良いですか?あの、芸能界とか興味ありますかね?」


『あーないです。』


「でも…あっ、せめて名刺でも!!」


そう言われ名刺を渡される。


「興味持ったらここに連絡してね。」


っていう会話。もー5回はした。名刺邪魔。



まぁ、スカウトされるのは前の世界でもされてたから慣れてるけど。前の世界では公安だったから無理だったんだけどな。



あれ?俺この世界で芸能界入らない理由なくね?いや、あるわ。目立ちたくねーし、俺平凡人生歩もうと思ってたんだ。



そう思い歩いていると、


「あのーすみません!!」

25 スカウト→←23 安室line



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作者名:さら x他1人 | 作成日時:2020年5月20日 15時

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