元公安がトリップしたら。

1 出会い ページ3

『ここは、どこだ…？』



気が付いたら、俺は、街中に立っていた。




なんで、俺は生きてるんだ？俺は、あの時、組織と一緒に＿＿＿




警察庁警備局警備企画課、通称ゼロに所属していた俺は、組織を破滅させる為に潜入調査をしていた。



そこで俺は、ボスや、組織の人間と共に自らも命を絶った、はずだった。



なのに…



なんで俺は生きてるんだ？



？「お兄さん、大丈夫？」



そう声をかけられ、足元を見ると…



小さな子供がニコニコしながら立っていた。



その子供は、青いジャケットと赤い蝶ネクタイ、そして、黒メガネをかけた男の子だった。



でもこいつ、どっかで見た事あるんだよな〜…



？「…お兄さん？」



『あっごめんね、えっと…君は、誰？』



その子の目線に合うようにしゃがみこむ。



コナン「僕の名前は、江戸川コナンだ!!」



江戸川…コナン…



それって…!!



でも、まさか、そんな訳ない…



だって、あれはアニメの世界なんだから…



実際に居るわけない。



でも、それだったらどうやって目の前に居るこの子の説明が出来るんだ？



だとしたら、もしかしたら俺は…







.








.









「名探偵コナン」の世界にトリップしてしまったのかもしれない＿＿＿

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