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『────え、？』
ぴくとさんが何かを言ったのは分かった、彼の口がぱくぱくと動いていたから。
なのに声が聞こえなかったのはどうしてか────答えは単純、しょーくんが後ろから私の耳を塞いだから。
どうして、何するの、そんな批難の気持ちも込めた視線を向けると彼は苦笑していった。
「まだAはそれ知っちゃいけないんすよ。色々あってね」
「え、ええ〜…さすがに意地悪なんじゃない？教えてあげようよ、ショッピくん」
「仕方ないんすよね、言わないでくださいよぴくとさん？」
……よくわかんないけどとにかく私はその事について知ってはいけないらしい。
あと2人ともお互い威圧を放っていて怖い、もう空気が張り詰めてバチバチ言ってるよお……
そんなに私が知っちゃいけないことなの？気になりすぎるんだけど……なぁ。
何なんだろう、世界の真実……とかそういうカッコイイ話だろうか、いやまあ冗談だけれど。
────
……結局そのことについてはもう触れられないまま会話は終わってしまった。
そして、そろそろ時間もない、ということで一旦お別れすることになってしまった。
ぴくとさんも名残惜しそうにしていたけれど、ここに居続けたら私が幹部たちに探された際ぴくとさんにも迷惑がかかってしまう。
それは避けたいということで、もう今すぐにぴくと堂を去ることを決めたのだ。
大きく手を振るぴくとさんにさよなら、と告げる、手にはしっかり彼から貰ったクッキーを持って。
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まこち(プロフ) - 初コメ失礼します､続編!!楽しみにしてます!!!! (2022年1月17日 17時) (
レス) @page50 id: 2e33e63444 (このIDを非表示/違反報告)
ユノ(プロフ) - シュネーさん» ひえぇありがとうございます……！！！頑張ります…( ´ω` )/ (2021年9月29日 23時) (レス) id: 822e5c31a6 (このIDを非表示/違反報告)
シュネー(プロフ) - ユノさんおめでとうございます！(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑がんばれー (2021年9月29日 22時) (レス) @page35 id: ee9d47dabc (このIDを非表示/違反報告)
シュネー(プロフ) - 面白かったです！ありがとうございます！(？)ゆっくりでもいいので、楽しみに待ってます！ (2021年9月28日 23時) (レス) @page27 id: ee9d47dabc (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - 好き……え、設定も文才も言葉選びも何もかもが好き…頑張ってください、応援してます…… (2021年9月28日 7時) (レス) id: 3705531e30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユノ | 作成日時：2021年9月24日 0時
