それぞれの想い 1 ページ31
翔くんがサイド
あー。バレちゃったか。兄さんが俺の枕元に来て、ごめんって言ったから多分松潤に電話のことバレちゃったんだろうな。大丈夫だよって意味を込めて少し微笑んだ。
マネージャー「大野さん。帰れますか？」
さっき、松潤と入れ違いに兄さんのマネージャーさんが来た。
智「あー、ごめん。今日も泊まる。」
マネージャー「ダメですよ！明日は仕事がありますから！それに櫻井さんにも迷惑でしょう？」
翔「いや、俺は別に…」
雅紀「そうだそうだ！リーダーだけずるい！」
潤「明日は俺休みだし、泊まりたい！」
智「ダメ！！」
シーン
兄さんが急に大きな声を出すから、みんなも固まる。
マネージャー「…ダメって…子供じゃないんですから。」
智「…ごめん。」
雅紀「ほんと、大ちゃんは翔ちゃんのこと好きだね〜。」
潤「泊まりたかった…」
翔「んー。じゃあさ、少しだけ兄さんと2人にしてよ。」
雅紀「え！？」
翔「俺が説得するから。ね？それに、兄さんも2人っきりの時間が増えたら納得するでしょ？」
兄さんにアイコンタクトをとる。伝わってくれー。
智「…じゃあ、それで我慢する！！」
マネージャー「はぁ。分かりました。終わったら連絡してください。」
智「ありがと。」
雅紀「えー、俺たちどうする？帰る？」
潤「今日は泊まる予定！」
翔「いや…勝手に…」
雅紀「んー。じゃあ食堂で待ってよ。」
潤「あー、いいね。」
翔「聞いてねぇーし。」
潤「お願い！翔くん！」
断りにくい…
翔「先生の許可がもらえたらな。」
潤「ほんと！？」
ま、許可はもらえないだろうし。
翔「うん。いいよ。」
潤「ありがとう！」
みんな納得してくれたみたいで次々と部屋から出て行ってくれた。松潤のあんな笑顔見せられたら、泊まってもいいかもとか思っちゃう。でも今日はダメ。
智「ごめん翔くん。松潤にバレた。」
2人っきりになると兄さんが口を開いた。
翔「大丈夫だよ。計画はバレてないんでしょ？」
智「…うん。」
翔「智くん。何かあった？」
智「っ！！…なにも、ないよ？」
翔「スマホの録音。聞いたらわかると思うけど？」
智「あ…」
翔「やっぱり、何か言われたんだ。」
智「…再生、して？」
自分の口からはよっぽど言いたくないのだろう。
翔「分かった。」
そう呟いて、スマホの再生ボタンを押した。
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アイス(プロフ) - 紗菜さん» お返事遅くなってすいません！感想ありがとございます！これからも頑張ります！ (2020年9月18日 0時) (
レス) id: cafc8248aa (このIDを非表示/違反報告)
紗菜 - 更新待ってます！頑張ってください！ (2020年3月29日 20時) (レス) id: 2f4d1519c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華嵐 | 作成日時：2019年9月17日 20時
