最低な人 4 ページ26
※暴力的な表現が多々出てきます。苦手な人は飛ばして下さい。
？サイド
どこで間違えた？どこで！！くそっ！計画は全て上手くいってた。唯一の手違いは櫻井を襲ってしまったこと。でもそれだけ。まだ巻き返せた。俺の計画に狂いはなかったのに！
智「…翔くんを殺す。」
頭が真っ白になった。何言ってるんだ？コイツ、俺が昨日言ったルールを覚えてないのか？
智「でも君が言うには、俺たちがバラバラになるのが見たいんでしょ？じゃあ翔くんでも大丈夫じゃん。」
そうだ。バラバラにしたい。コイツらがうざい！鬱陶しい！いつもいつも仲良くして！俺は！俺は…
智「それでも、今誰かを殺すなら、翔くん以外は考えられない。それとも何？翔くんが殺されたらまずいわけ？」
まずいに決まってる！それじゃあ俺が櫻井のことを
智「まさか翔くんのこと慰めたいとか？」
智「だったら君ってさぁ。…俺たちの近くにいる人間ってことだよね？」
焦った。全部当てられた。あの大野に…いや、違う。櫻井だ。なんで…なんでいつも櫻井はあいつらの味方をすんだよ！！俺が櫻井の企みだと言うと明らかに動揺した。やっぱりそうだ。くそ！俺が怒りに任せて、問い詰めると急に大野が笑い出した。
智「はぁ？バカじゃないの？そんなわけないでしょ？てかさぁ。そんなに知ってるなら知らないはずないでしょ？翔くんの足がもう動かないこと。」
知ってるよ。その時だって俺が慰めてやろうと思ったのに！結局お前らが全部やったじゃねぇかよ！
智「邪魔なんだよねぇ。誰か消せって言われて初めに思いついたのが翔くんだったの。まぁ、俺と翔くん以外って言われた時は焦ったけど、殺すのは俺な訳だし？結局誰か殺さないと行けないならさぁ、どっちみちついでに殺っちゃおうかなぁって。」
ついでに殺す？何言ってるんだコイツは。狂ってる。どこで間違えた？あの時二宮に頼んでおけば良かったのか？
智「本当はさ、朝やっちゃおうと思ってたわけよ。じゃあいきなりニノが来て…あれは焦ったわぁ。今日来れないから、朝来たって。本当、タイミング悪いよねぇ。」
やばい。このままじゃ本当に櫻井が殺される。間違えた。間違えた。間違えた！くそ！大野なんかに計画を狂わされた。そうだ。コイツさえいなければ！コイツさえ！…あぁ、そうか。俺がコイツを殺せばいいんだ。めっちゃ簡単じゃん。
？「…じゃあ俺がお前を殺してやる。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 205人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アイス(プロフ) - 紗菜さん» お返事遅くなってすいません！感想ありがとございます！これからも頑張ります！ (2020年9月18日 0時) (
レス) id: cafc8248aa (このIDを非表示/違反報告)
紗菜 - 更新待ってます！頑張ってください！ (2020年3月29日 20時) (レス) id: 2f4d1519c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：華嵐 | 作成日時：2019年9月17日 20時
