【特撮】貴方に憧れる【短編集】 (ページ19)

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可愛いのは【怪盗/赤】ページ19

あぁ…私の彼氏はとても可愛い
悪戯っ子みたいに笑う姿も普通に立ってるだけでも可愛い。カッコイイ所だってあるルパンレッドに変身した時とか本当に魁利なの?って思うくらいカッコイイ

魁「ニヤニヤして何考えてんの」

『魁利が可愛いなぁって』

魁「…また言ってんの?」

『しょうがないじゃん?ホント可愛いんだもん』

ソファーに座りながら文句を言いたげに私を見つめてくる魁利。ほら、むっとした顔も可愛い!見つめてくる彼に合わせて私も見つめ返してみた。

魁「ｯ…」

『魁利の負けだね、ふふっ』

魁「見つめ返してくるとかズルいでしょ」

『ズルくないよ』

案の定見つめ返したら顔を赤くして視線を逸らす彼。仕草が可愛すぎて終始ニヤニヤが止まらない私を見て彼は何を思ったのか手招きしてきた

魁利の近くに来た途端、腕を引かれ膝の上に乗せられ抱き締められた

『私重いよ?』

魁「重くないって」

『もう…これじゃあ、魁利の顔見れないよ』

魁「またからかうつもりでしょ?見なくていいから」

耳元で囁く様に言われるから身体がピクッと反応してしまう。その反応をしたからか彼は満足そうにして耳を甘噛みをしてくる

魁「耳弱いの?かっわいい～」

『ひｯ…ん…』

魁「立場逆転ってやつ?次言ったらその口塞ぐからね」

『んん…魁利好き』

魁「俺も」

ぎゅっと抱き締められる感じが心地好くてキスしたくなって彼の名前を呼んだら正面向きで抱き合う形にしてくれた。そのまま私達は触れるだけの口付けをする

魁「んｯ…」

『ｯふ…魁利とキスするのも好き』

魁「～～ｯ!またアンタはそういうことを言うんだから」

『照れてるの?やっぱり可愛いなぁ』

魁「また可愛いって言った。次言ったら口塞ぐって言ったじゃん、わざとなの?」

『少しわざと、かな…?』

魁「もう、怒った。これ以上俺の事可愛いとか言わせねぇから覚悟してよね」

またもむっとした顔をして今度は何されるのかな?と見つめたらぐるんっと回転して上を見ると天井と魁利が見えた。あ、押し倒されたんだと理解するのにそう時間は掛からなくて彼の首に腕を回し深くとろけるような口付けを交わした。