幸せにする花

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またひとりぼっちになっちゃった








ぼくは病気のせいでこの見た目だからいじめられてた
友だちはもちろんいない




そんなぼくを支えてくれてたパパとママは地震と津波のときにいなくなっちゃった




韓国に居る叔母さんに連れられて韓国に来てから初めての夏を迎えたある日のこと




今日は遊びに来ているんだ
休憩のために公園にいるんだけど叔母さんが飲み物を買いに行ったきり戻ってこない





知らない場所だから動けないし韓国語はまだわからないから人に聞けない
だからベンチで座って待っていたらもう夜になってしまった






もしかして捨てられちゃったのかなとか考えているとすごくカッコイイお兄さんが近づいてきた







もしかしたら危ない人かもなんて思っていると話しかけられた







JN ｢こんな時間に外に一人でいたら危ないよ？｣
「お母さんはどうしたの？」






何を言っているのかわからないよ
このお兄さん日本語わかるかなぁ？英語の方がいいかなぁ？






You ”ぼくは日本人です。韓国語はわからないです。英語ならわかります。”







お兄さんが多分さっき言ったことを英語で言ってくれた





JN ”こんな時間に外に一人でいたら危ないよ？”
”お母さんはどうしたの？迷子かな？”






You ”親はいません。一緒にいた叔母さんにここで待っているように言われて待っていたのですが夜になっちゃいました。”






JN ”僕の名前はキム・ソクジン。君の名前を教えてくれる？”






You ”僕の名前は下花A”







そう言って被っていたフードをとり、お兄さんの方を見た
お兄さんはぼくを見てとても驚いていた
何を言われるのだろうと不安に思っているとお兄さんが





JN "Aアイドルに興味ない？僕と一緒に行こう！"






と言った。

やっぱり危ない人だったのかも

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