3話 ページ3
あんずside
｢そっカ…プロデュース科……フゥン｣
…なんだろう、雰囲気が変わったというか…
まるでこの前まで見ていたドラマの悪役の時みたい…。
少し、怖い。
なんて言うのか……迫力がある。
｢羨ましいナァ｣
そんな訳ないと自己完結してたけど…
もしかして、逆先先輩って本当に…？
｢一日中、夏目と同じ空気を吸って生きていけるなんテ｣
｢あく……ん？｣
｢夏目から話聞いてるヨ。いつも弟がお世話になってるみたいだネ…可愛いでショ？ボクの夏目｣
…ああ、これがブラコンと言うやつか。
アイドル科の校舎に着くまで延々と逆先くんの話を聞かされました。絶対本人も知られたくないだろうことも知ってしまった。
バレたら呪われそう。でも逆先くんの小さい時の話は普通に可愛いと思った。
｢ありがとうございました｣
｢いいのいいノ、ボクもこれから椚先生の所に行く予定あったかラ。……お礼、頼んでもいい？｣
初めて言われたよその言葉。
｢授業中の夏目とレッスン中の夏目の写真を撮って欲しいナ。これボクのL＊NE｣
｢は、はぁ………えっ！逆先先輩のL＊NE！？｣
これ物凄い事なのでは…！？
まぁ逆先くんの写真送るだけだし。…送るだけって言わないか。
いや、そもそも個人的に連絡先知ってるのはヤバいか。
｢じャ、ボクはこれデ。またねあんずちゃん♪｣
｢はいっ、ありがとうございました！｣
｢…あぁ、プロデュース科には女の子居ないんだシ、何かあったら気軽に連絡してくれていいからネ。相談くらいならのってあげられると思ウ。
いつでも頼っていいからね｣
逆先先輩、綺麗すぎる。
＿＿＿＿＿＿
＿＿
｢エ、お……ねえさんニ？｣
｢うん、逆先くんのお姉さん凄く綺麗な人だね…心もお顔も綺麗でびっくりしたよ｣
｢……｣
次の日、逆先くんに昨日のことを報告したらちょっと…拗ねてる？
なんかしたかな私…
｢どうしたのあんず〜｣
｢明星くん…私、逆先くん怒らせちゃったかも……？よく分からないけど｣
｢別に怒ってないけド。ただ家にもここ暫く帰ってきてない位忙しいねえさんに会えるなんて子猫ちゃんは幸運なんだなと思っテ｣
……すごい早口。あれ、もしかして…
｢はは〜ん、なるほど｣
｢…バルくん？｣
｢夏目もお姉さんに会いたいのに、あんずだけ会えてずるいって事だね！｣
｢バルくん｣
逆先くん、分かりやすいな。
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ゆあ(プロフ) - 名前見て｢え…いや偶然？えでも…｣ってなりましたw知ってらしたんですね…！ (2022年8月26日 10時) (
レス) @page11 id: 5acf3927f5 (このIDを非表示/違反報告)
紫月天音(プロフ) - ずっと読んでてむっちゃ好きなんですけど、まさかPOGも知ってるなんて…名前から予想はできてたけど！！さらに好きになりました！！ (2022年8月26日 10時) (レス) @page11 id: 2a080b2c68 (このIDを非表示/違反報告)
茨の谷の第2王子 - エ、画像がとっても綺麗だネ！あト、‘’目付きが悪い(以下略)”の作者だったんだネ。僕はその作品好きな作品の内の一つだかラ、宣伝であった時はびっくりしたヨ。更新頑張ってネ！ (2022年8月16日 0時) (レス) @page7 id: 304b99e4d1 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ（自称天才☆）(プロフ) - イメ画がほんとの雑誌見たい...！すごいです！画力ちょっと分けてください（（ (2022年8月12日 7時) (レス) @page6 id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - イメ画すんごい好きです。大切なことだからもう一度言います。ものすごい好きです。 (2022年8月9日 17時) (レス) @page6 id: 2801323682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸桜＋α
| 作成日時：2022年8月4日 18時
