きゅう ページ10
あ、私が桜木先輩似合いに来た理由は簡単に言うとパシリです。
名前も知らないクラスメイトの人に桜木先輩のところへ持って行くように書類を押し付けられました。
ふざけんな？
やる事ないから引き受けたけど、
押し付けられた時はこの紙束引きちぎってやろうかと思った。
宙くんが勘づいて止めてくれなかったら今頃この紙達はゴミ箱で燃やされるのを待つだけだっただろう。
…なんて、誰かも知らない方に話しかけていたらいつの間にか教室前〜
どーしよー……
中から聞こえる声は少なめ、女の人の声と神崎先輩の声とあとは2人か3人くらい。
…無茶しないで素直に神崎先輩呼んで、桜木先輩にこれ渡してもらうか。
仕方ない。
コソッと呼ぼうと思い、扉にゆっくり近づいて静かに開けようとした時、
ガン！！
と大きな音をたてた扉。
初歩的すぎるミス。
扉に足ぶつけた。痛い。
あっれれぇ？おかしいなぁ。
私はドジっ子設定じゃ無いんだけれど。
……教室の中静かになっちゃったよ。
うーわ気まずいって。
｢…ウッキー、俺の耳が変なのかな？｣
｢いや、明星くんの耳は正常だと思うよ？普通に扉の所に誰かいるんじゃ……ま、まさか居ない！？お化け！？｣
｢………む。この気配…！！｣
……私は、神崎先輩がたまに怖いと思います。
紅月の先輩2人に囲まれてる時はバブなのに、急変するから。
｢神崎、誰か分かったのか？｣
｢…我が見る、決して扉を開けようとしたり見ようとするでないぞ｣
｢なにその鶴の恩返し的なの！？｣
誰だろあのツッコミ…あのツッコミスキル紅月に欲しいなぁ……
なんて思っていたら、少しだけ扉が空いて驚きと喜びを滲ませた顔をした神崎先輩と目が合った。
｢やはりAであったか…！我に何用か？｣
｢………ぁ〜…っと、今回は神崎先輩じゃなくて…｣
｢………｣
…やっぱり先輩、自分に会いに来たと思ってたんだ。
すみません、今回は違います。
｢…神崎先輩、桜木先輩呼んで欲しいんです｣
｢………っ…ふぇ…？｣
ア ン タ が 可 愛 く な っ て ど う す ん だ 。
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P - プri小説にて同じ名前の作品を見つけてしまったのですが、作者様と同一人物でしょうか…？フォロワー限定に設定されてあった為、お話までは見る事ができなかったので、もしかしたら偶然かもしれませんが…長文失礼しました。もう報告があったなら申し訳無いです…！ (5月1日 4時) (
レス) id: aa1dedb486 (このIDを非表示/違反報告)
如月らしいです(プロフ) - 急にまるまるのこと出てきてびっくりしました！！かわいいですよね！ (2022年12月3日 22時) (レス) @page5 id: 122eb5a4f8 (このIDを非表示/違反報告)
r - ユキトさん» わざとだと思います (2022年7月11日 8時) (レス) id: c7b0bd28c6 (このIDを非表示/違反報告)
ひ - 宙くん推しでして、宙くんの優しさに思わず涙が出てしまいました、、ありがとうございます、、！ (2022年4月3日 16時) (レス) @page27 id: 051d399375 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - めっちゃ、好みです〜！応援してます…！！アル✴・アルマルちゃん、可愛いですよね…！！！ (2022年3月13日 23時) (レス) @page5 id: 6359c85515 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸桜＋α
| 作成日時：2021年11月14日 12時
