不思議な人

不思議な人が5人 ページ7

あの店結構コーヒーもハムサンドも美味しかったな、


常連になろうかな。






明日暇あれば行こうっと...







...それにしてもお酒が凄く飲みたいな...うん。






『久々に飲むか...』




生憎今日は組織の任務も潜入作業も何もない日。





よし、酒ずけじゃ。





ー

『...何にしようかな。』




私は今洋酒の前に居る。




え？梅酒とかじゃないのかって？





今は気分じゃないな...うん。






『ラム...もいいけどやっぱりここはライで行くべきか？あ、そう言えばバーボン(の瓶)は処分しないと。あ、そうだスコッチにしよう。あーでもなぁ...』






キャンティ飲みたいな...







キャンティ飲んだら射撃上手くなりそう(適当)






キャンティとスコッチ買うか。






ライとラムはお預け。







そして、私はカゴに放り投げた。






...投げたら割れるな。






？？『お酒好きなんですか？』






『え？』






後ろ向くとどこかライに雰囲気が似ているメガネの男に出会った。





...ナンパ？←






？？『お酒はお酒でも洋酒が好きみたいですが？』





『あーね。うん。お酒はすきだし洋酒も好き。でも特に好きなのは、ライとラムかな。今は気分じゃないから選ばなかった。』



？？『なるほど...ちなみに私はバーボンが好きなんです。』





いや、お前の好み聞いてねぇよ。







...確かにバーボンは美味しいよね。







『あ、そう。それでは。』






ーー
『...ってあ、れ？』






盗聴器着いてるの忘れてたぜ★







え？いつ気がついたって？









付けられた途端だよ。









さすがだなバーボン







私をノックだと疑ってるのか？







まぁ、いいや。






ﾊﾞｷｯ







壊すだけだから。




『あぁ...忘れそう。今日こそバーボン処分しないと...。あ、あとキールも...忘れそうな気がしてきた。そろそろ手をつけねぇとなて...』




...？



『だぁれ？着いてきてんの？』







いや、丸見えだわ。ナンパ？さん。









...反応無しかよ...









全力疾走で逃げた。







50メートル走1秒のやつに勝てると思うか？




...いや、私はやすぎだろ。





『ただいま。マイホーム。』







そして。







『ただいまお母さん。』






ｶﾁｯ



《...ｻﾞｯ...ｻﾞｻﾞｯおかえ...ｻﾞｻﾞｯり...。》





『...ふふ。』

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