不思議な人 (ページ39)

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不思議な人が32人ページ39

コナン目線

A『この白い部分は触らないで...』

歩美ちゃんがAさんの白い髪の所を触ろうとした瞬間、

歩美ちゃんの手を払った。

それも、酷く脅えたような顔をして。

元太『どーしたんだ？ねーちゃん』

元太に声をかけられると、ハッとしたような顔を一瞬し、

『っ...。あ...なんでもない。気にしないで。ごめんね。歩美ちゃんﾆｺﾘ』

不気味な笑顔を向けた。

つか、笑ってる所初めて見たな。

ほとんど感情が見えないと言うか、笑わないし、怒らないし、悲しまないし。

まぁ、殺気はよく出てるけど...

それなのに、怯えた表情を示し、更には下手くそな作り笑いをしたあの白い髪は

何かあるんだろう。

歩美『う、うん！』

歩美ちゃんが返事を返すと、また、いつもの顔に戻った。

『それで、沖矢さん、私を連れてきた目的は？』

昴『子供たちと遊んで欲しいんです。実は今日大学のレポートに追われてまして...』

コナン、A『へ』

待て待て、何言ってるの？昴さん！？

ただえさえ怪しいのに...

『あの、沖矢さん、私今腰が酷く痛むんですけど。』

沖矢『それは...根性で何とかしてください。貴方なら可能でしょう？』

『知らんわ。クソ糸目...。はぁ...もういい。遊んでやるけど、鬼ごっことか激しい遊びは絶対にやらないから。』

...この人なんやかんや言いながらしてくれるタイプじゃん。

『って言うか、この人怪しいよね！？大丈夫！？(((ﾎﾞｿ』
昴『大丈夫だ。信頼性はある(((ﾎﾞｿ』

はァァ！？

少年探偵団-灰原、コナン『やったぁ！！！！』

灰原『あら？いいの？』

『いや、別に好きでやってるんじゃないよ。軽くこの糸目に脅されてるから。』

と、昴さんを指さし...ってえ！？

『な、何してるの！？』

昴『脅した覚えはありませんが...。』

『あれは脅しだろ...はぁ。もういい。何したいんだ。おちび達。』

歩美『歩美おねーさんの家行きたい！』

『は？』