不思議な人 (ページ37)

今日:21 hit、昨日:8 hit、合計:211,328 hit

不思議な人が30人ページ37

あの後、結局2人で出掛けることになった。

いや、糸目と出掛けるのは無理があるな。

...キャンティとなら出かけたいかも。

『つか、無駄に近くね』

沖矢『ダメですか？』

『嫌では無いから別にいいけど。』

...嫌ではないってなんか恥ずいな。

おい、糸目ニヤニヤすんな。

『へぇ、ひとつ聞くね。』

沖矢『なんですか？』

『なぜ、私がお前と出掛けなければならないの？』

沖矢『お出かけでは無くデートです。』
『それは聞いてない。』

沖矢『おや、恥ずかしがらないですね。』

『デートは男女が出かける場合、恋愛以外にも友人関係などでも使われる言葉なので、問題はありません。』

要するにGoogl○先生は神。

沖矢『...そうですか。』

ってか、どこに行くつもりなんだろ。

行先聞いても、「秘密です」の一点張りだったからな。

殴ってやろうかと思った。
ーー
沖矢『着きましたよ。』

と連れてこられたのは沖矢宅の隣の丸っこい家。

...すげぇ形の家だな。

『...阿笠？』

あんまり聞きなれない苗字だな。

ｶﾞﾁｬ

『ん！？』

今沖矢さんインターフォン押さなかったけど大丈夫！？

...まぁ、いいや。

逮捕されろFBI

沖矢『こんにちわ、阿笠博士。』

博士『おぉーよく来たのぉ。ってこの子はだれじゃ？』

と出てきたのはぽっちゃり体系の人。

あ、この人会ったことある

...有栖として

沖矢『この人は夜桜Aさんです』

個人情報ばらまくなっつーの。

『どうも。夜桜です。』

ペコッとお辞儀をすると...

？『え！？』

聞き覚えのある声が聞こえた

『え？』

そこにはシェリーこと灰原哀が居た。

哀『...！！来ないで！！』

『わーお。嫌われたな。悲し。』

悲しくないけど←

沖矢『棒読み過ぎですよ。』

『別に嫌われても気にしないからね。』

ちなみにシェリーちゃんには隠れられた。

私は逃げるシェリーの腕を掴んだ

哀『ひっ...』

『そんなに怯えなくてもいいじゃん。シェリー』

哀『っ...。』