不思議な人

不思議な人が28人 ページ35

『...っ！？痛い...ん...』





ジン『我慢しろ。』






その目が...









その声が...









気持ち悪い。






はぁ...。







早く終われ。







ジン『...ﾁｯ』





ｶﾞﾘｯ






『いっ...！！！』







早く終われ。







ジン『相変わらず...いい身体してるな...』






『...褒めても...何も出な...いか...ら。』







早く終われ。









無理やりして、何が愛してるだ。









奴 隷にしたいだけだろ。









『...ﾋｯ』








ジン『...愛してるぜぇ？』









『...るさい...っ...』









ーー
ジン『おい、ローズ起きろ。』






『腰が痛い...。どれだけ溜めてたんだよ...ｹﾞﾎｹﾞﾎ』









しばらく、自由に動けないな









『...最悪。喉が...ｹﾞﾎｹﾞﾎ...痛い...。』









ジン『声はお前が猫みたいにｷﾞｬｱｷﾞｬｱ言ってたからだろうが。』







いや、言ってたんじゃなくて、言わされてたの間違いだろ








『知らない。て言うか、ジン...見える所に跡は付けないでって言ってるだろ。』









ジン『...ﾁｯ...さっさと服着ろ。帰るぞ。』















『...。分かった。』









もう考えるのは諦めよう。









帰って寝て、取引に備えないと...。



ーー
『っ...眩しっ』









外は私とは対照的に薄い光が差していた




ーー
ｶﾞﾁｬ



『ただいま。』







ｼｰﾝ









お風呂...入ろ。







...








くそっ









『...ﾁｯ。ウザイ。ウザイ。こんな跡なんて早く消えろ。』








この跡何とかしないとな...









『...ん...眠っ...』







跡...消さなきゃ...









ｸﾗｯ









ﾊﾞﾀｯ




ーー
『お母さん』

母『...』



『お父さん』

父『...』




『お姉ちゃん』

はるか『...』




『お兄ちゃん』

琉生『...』




『ねぇ、どうして目を開けてくれないの？』






『ねぇ、どうして話を聞いてくれないの？』






ーー
○○目線



ｶﾞﾁｬ






『...さびし...ｸﾞｽｯ...い...よｸﾞｽｯ』








？？『.....。』







『...1人に...ｸﾞｽｯ...ｸﾞｽｯしない...で...』

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