【黒バス短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

大丈夫なのだよ(緑間真太郎) ページ11

今日はあの緑間君と日直の日だ

……不安しかない



緑間君って言えば、背が高くて、変な喋り方で、いつも変な物持ってて、厳しいって有名だ



「佐藤、花瓶の水の入れ替えと黒板は消しておいたのだよ」


「あ、ありがとう

じゃあもう部活言ってていいよ

日誌は私が書いておくから

部活頑張ってね」


そう言うが、緑間君は動く気配がない

私は不思議に思って彼を見上げる



「どうしたの？」


「まだ日直の仕事終わってないだろう

日誌を書き終わるまで待っているのだよ」


そう言って私の前の椅子に座った


ありがとうとお礼を言えば、顔を赤くしてメガネのブリッジを指で何回も上げている



「ほんとにいいの？

私書くの遅いよ？」


「大丈夫なのだよ

今日の俺とお前は相性がいい

おは朝が言っていたのだよ


………佐藤は綺麗な字を書くのだな」



私の字を見てつぶやいた

それがなんだか照れくさくて、思わず下を向く



なんだか………思ってたよりも優しい



たぶん、この日からだと思う

私が彼を意識し始めたのは……



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いかがでしょうか!?

リクありがとうございました!!

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