天使じゃないし女神でもない 【名探偵コナン】

あれれー？おっかしいぞー？が可愛すぎた天才科学者 ページ10

･





目の前に皆さんご存知の人気投票でまさかの死神くんより人気のあった灰原哀さんが道端で倒れています。




…看病した方がいいですかね……




「…!?あなた……ｺﾞﾎｯｹﾞﾎｯ!!」




『意識ありましたか、今から私の家に運びますよ』




「…え、えぇ……」




……案外物分りがいいんですね…てっきり何か言われるのかと思ってました。





『よっと…多分風邪だと思うので安静にしててください』




「……」




…寝てしまいましたか、とりあえずとってきましょう…





ﾊﾟﾁｯ




「……ここは…」




『ナイスタイミングです、お粥出来てますよ』




「…あなた、とても綺麗な人ね」




『…何を言ってるんですか、ただのモブですよ私』ｽｯ…




「あなたのその瞳…」




『…嗚呼、ロシアのハーフですからね。』




「すっごく透き通ってる…まるでブラン･ド･ブルーみたい……」




『お酒の名前…ですか？』




「…似たようなものよ(幸せを運ぶお酒に…ね)」




やっぱり頭のいい人が考えていることはよく…わかりません。




『…あ、申し遅れました。私最近越してきた天使(あまつか)Aです』




「あら…天使(てんし)さんじゃないのね」




『よく間違えられます』




何でしょう…もっとこう…気難しい子だと思っていましたが……




「私は灰原哀よ。そこの阿笠博士の家に住んでいるわ」




『お隣さんだったんですね…丁度いい。灰原さんを送り届ける次いでに引越し祝いを渡してしまいましょう』




「……でいい」




『？よく聞こえません…』




「哀でいい…」




…死神くんより仲良くなるの早いですよね、しかし本当に可愛らしい…




『わかりました、哀。では私もAで大丈夫ですよ』





「…Aお姉さんって呼ぶ」




『…ありがとうございます』




私…今なら死 ねる……






「…熱もだいぶ落ち着いて来たわ。ありがとうAお姉さん」




『とんでもない。送り届けますよ』




「いいえ、大丈夫よ。…また来てもいい？」




『いつでもどうぞ…哀』





はぁ…幸せってこういうことを言うんですね





この際理由がわからなくても仲良くなれてよかったです






「組織のNo.3、ブラン･ド･ブルー…まさか娘がいたなんて……」





･

天使じゃないし女神でもないモブの失態とキザな怪盗高校生→←童顔色黒イケメンと天使じゃないし女神でもないモブ

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す