天使じゃないし女神でもない 【名探偵コナン】

天使じゃないし女神でもないモブの失態とキザな怪盗高校生 ページ11

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『…あ、怪盗キッド』




そういった数分前の自分を滅多打ちにしたいです






「くっそ…なんで正体知ってんだよ!!」




『ははは、何のことでしょう』




私にはしらばっくれることしかできません。




「…ん??よく見たらこの間の天使ちゃん…!?」




『自爆してますよ』




「あ」




やっぱり馬鹿なんですかね…




「と、とりあえず他の奴らに聞かれたらまずい…そこに俺の家あるから行くぞ!!」ｸﾞｲｯ




『あ、ちょっと…引っ張らないで下さい』




澪には一応連絡しておきましょう…






「で？なんで知ってんだよ」




『…この間あった時と随分口調が違いますね。…えーと、あれですよ、しにが…コナン君に聞きました』





「あんのやろう…ｯ」




死神くん…ご愁傷さまです。




「つーか高校生だったのか、てっきりもっと上かと思ってたぜ」




『顔面にオレンジジュースかけますよ…』




大人びすぎってよく知人から言われてましたからね…コンプレックスなんですが。




「…あ、そうだ。これやるよ」ﾋﾗｯ




『展覧会のチケット…でもなんで私に？』




「clearbluesky(澄んだ青空)が展示されるからだ！もちろん忘れてねぇよな？」




『成程…』




なにか約束しましたっけ？




『…暇だったら行きます。夜はだいたい暇なので』




「やりぃ!」




『っと…そろそろ帰りますね、夕飯の支度をしないと…』ﾎﾞﾝｯ




「…では天使のようなお嬢さん、またお会い出来ることを楽しみにしていますね」ﾁｭｯ




そういった怪盗キッドはまたしても手の甲にキスを落とした。




…キザすぎだと思いました。






「くっそ…キッドの姿じゃないと何も言えねぇのか俺………まじで天使みたいに可愛かった…」




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死神くんと天使達→←あれれー？おっかしいぞー？が可愛すぎた天才科学者

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