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バライル【ハナミズキの告白】 ページ1
「好きって言ったら怒りますか?」
僕の研究室で勉強後に行われるお茶休憩とは名ばかりのふれあいタイム。
突然入間くんが口にした言葉に、彼の頭を撫でる手を止める。
僕の膝の上にちょこんと座る彼を見下ろし、「ごめんもう一回言ってもらってもいい?」と訊ねた。
入間くんは僕を見上げると、だから、と続ける。
「好きって言ったら怒りますか?って…」
好き?入間くんが?僕を?
「それは教師として、頼れる大人って意味だよね?」
頼む、そうあってくれと、祈る自分の心とは裏腹に
「恋愛感情として…、です…」
ボッと耳を赤く染める入間くんに、僕の顔まで熱くなる。
何か言いたかったけれど、言葉がうまく出なかった。
診断メーカー様よりお題をお借りしました。
ラッキー使い魔(魔獣、精霊等出ます)
ケルピー
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設定タグ:魔入りました!入間くん , 短編集
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作者名:しょくらぁと | 作成日時:2019年12月4日 19時