忍たま達に色々な事してみた！11

続き ページ48

斜堂影麿
「久しぶりに何処か行きませんか？」

お互いお休みの日に偶然出会い、流れで出掛ける事に

その日は真夏で外はムシムシと暑く

今にも倒れそうな彼に日傘を差す

一気に縮まる距離に別の意味でも熱いかも





日向墨男
「高校以来だな」

相変わらずな眩しい笑顔に仕事疲れが吹っ飛びそうだ

彼の笑顔をもっと見ていたいが

そろそろ仕事に戻らなくては

また会えたらいいなと思いながら、とびきりの笑顔を彼に返した





松千代万
「そんな見ないでください///」

シャイな彼を弄るのがいつものお決まり

“もういいですよ”と拗ねてしまう彼が可愛くて

やめられない次第であります





戸部新左衛門
「相変わらず弱いな」

幼い頃から剣道を習っていた私達

久々に手合わせをするも彼には毎度勝てない

そんな貴方を見て守りたい欲にかられてしまった彼

“お前を守る、絶対だ”





山本シナ(若)
「偶然ね、綺麗になったんじゃない？」

街中で出会った彼女はまさに美魔女と呼ぶに相応しい

彼女の横を歩くのが恥ずかしくてつい距離をおく

“もう！貴方は私の自慢の幼馴染なんだから、もっと胸張りなさい！”





山本シナ(老)
「若いわね」

おほほと上品に笑う彼女から目が離せない

老いを知らないような若々しい姿に

少しばかり嫉妬してしまう

でもそんな彼女が大好きでたまらない





大川平次渦正
「その笑顔、変わらんな」

お茶を優雅に啜る彼とは夫婦ではない

毎日別の若い女の子と出掛けるような人とは嫌よと

笑いながら彼を見つめる

本当はずっと好きだったんだけどね





小松田秀作
「す、好きでした！」

会ってすぐ突然の告白

過去系という事は今はもう好きじゃない？と思っていたらまさかの

“僕とお付き合いしてください”と小さい声でそう言った彼

もうそんなのOKだわ





山野奏多
「幼馴染止まりか」

奏多は私の幼馴染だからと満面の笑みで答える貴方に

彼はそうだよなとこぼす

“……幸せになれよ”





古沢仁之進
「この歳で学生って笑っちゃうよな」

大学生の彼と社会人の貴方

だけど貴方は彼を馬鹿にはせず、今度の休みに飲みに行こうと誘う

“お前が幼馴染でよかった”





錫高野与四郎
「隣さ居れるだげでよかったのに」

いつも隣にいた貴方はいつの間にか遠い存在になっていた

知らない誰かと過ごして、知らない誰かと恋をして

もっと早く伝えるべきだったな

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