忍たま達に色々な事してみた！11

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土井半助
「努力は必ず報われる」

そんなの嘘だ

突っぱねても彼は“俺を信じろ”と胸を張る

根拠はない、ないけど大丈夫って思えた

“よく頑張ったな”





山田伝蔵
「しっかり掴むんだぞ、その手で」

道は険しく、どんな苦難が来るかわからない

だけど確かに見えた光を必ず掴む

彼と私で





安藤夏之丞
「……認めてますよ」

背を向けながらそう言った彼

えっ、と彼に視線を移すと

彼は忙しい忙しいと書類を整理し始めた

その一言だけで空っぽだった心が満たされた気がした





厚着太逸
「頼っていいんだぞ」

頼る事は決して悪い事ではない

わからないのであれば俺が教える

答えは焦らずとも見つかるから





斜堂影麿
「その意気ですよ」

まだだ、諦めない

挫折しても強く拳を振るい光を追い求める

自分の力でやり遂げようとする貴方を

彼はずっと影から見守っていた





日向墨男
「私がついてる」

どんな時だって明るく背中を押してくれた

その眩しい笑顔に何度助けられたか

“大切な人が辛い壁にぶつかっていたら助ける

それが教師であり、男というものです”





松千代万
「私が力になります」

“頼りないかもしれませんが、それでも……！”

真剣に向き合ってくれる彼は

いつものナヨナヨとした彼ではなかった

大切なモノ……一緒に見つけてください





山本シナ(若)
「泣いてないで前を向きなさい」

頬を優しく包み視線を絡める

彼女の瞳に映る自分はあまりにも酷い顔だ

“私にとって貴方が大切なように、貴方にも大切なモノあるでしょ？”

それを掴まないままで終わらせちゃうの？





山本シナ(老)
「諦めちゃだめよ」

“私は諦めちゃったから”

少し悲しそうに笑う彼女

自分自身今何が出来るのか見つめ返してみる

まだやれる、貴方ならきっと





大川平次渦正
「己の未来は己で掴め！」

手を貸す訳でも教えてくれる訳でもなく、ただ見守るだけ

”自分の力で上がって来い”

それが出来ないから困ってるのに、なんて

これも勉強の1つなのかもしれない

わかったよ、もう一度頑張ってみるよ

その時はたくさん褒めてね

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