言霊ぱーとthree

120話 康二 ページ24

康二side

室「じゃあなー」

橙「バイバイー！」

w青赤「また、会える日まで！」

橙「悪ふざけしすぎやろ笑」

はあ、皆帰ってもうた…
暇になったなぁ

白「あ、康二くん！」

橙「ん？」
「あ、ラウールやん！」
「どないしてん？」

白「今ちょうどお化け喫茶が終わった後でめめを探してたんだ！」

橙「そうなん？」

めめかぁ
別に見てへんなあ

白「でも、めめ全然見つからないし！」
「だからさ！」

橙「え？」

白「一緒に屋上に行かない!?」

橙「屋上？」
「なんでや？」

俺も行く理由あるん？

白「まだ、屋上は探してないんだよね」
「でも、もしそこにめめが居たとしても告白されてるかもしれないじゃん？」
「だから、一緒に行かない!?」

橙「えー笑」
「仕方ないなぁ」
「ええよ笑」

確かに、告白されてる友達を1人で見るのは
キツイな笑


白「着いたよ！」

橙「階段ホンマにキツかった…」

死ぬかと思ったわ…

白「めめいるかなぁ？」

橙「んー」
「どうやろ？」

白「じゃあ、僕こっち探すから！」

橙「おけ！」

てか、無駄に広いな笑
なんやねん、この屋上は笑

あ、あれめめやないか？

めめや！めめ！
ラウールに知らせな！
あれ？でも今は告白中？

ﾓﾌﾞ「好きです！付き合ってください！」

えー！
付き合うんかなー！

黒「…ごめん」

え、断るんかぁ

ﾓﾌﾞ「他に好きな人がいるんですか？」

黒「そういう訳じゃないんだけど…」

ん？どういう訳やろ？

ﾓﾌﾞ「じゃあ！なんで！」

黒「……」

…どうしたんやろ？

ﾓﾌﾞ「教えてくれないと諦めませんよ！」
「教えてください！」

黒「…俺、誰も愛せないんだよね…」

…え？

ﾓﾌﾞ「…はあ!?」
「意味わからない！」
「もういい！」

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