言霊ぱーとthree

113話 康二 ページ17

康二side

ﾓﾌﾞ「って、なんであなたが驚いてるのよ！」

橙「え、いやだって」
「僕と翔太先輩は付き合えませんよ？」

ﾓﾌﾞ「はあ!?」
「なによ！翔太くんに告白されたからって調子にのって！」

橙「別に告白されてませんって！」

なんなん！
この人ら！

ﾓﾌﾞ2「え？てか、僕？」
「なんで僕？笑」

ﾓﾌﾞ3「ダサー笑」
「これが世にいうボクっ娘か笑」

ボクっ娘？
俺は普段は俺や！
てか、ボクっ娘もええやろ！
可愛ええやん！

ﾓﾌﾞ「なんで、翔太くんはこんな人を選ぶのよ」
「そこまで可愛くないし…」

橙「そりゃ、僕は可愛くないっすよ！」

ﾓﾌﾞ2「いい加減にしてくれる？」
「そういう、謙虚ぶってるのがウザイのよ！」

もう！なんなん！
俺が可愛くないのは事実やろ！

ﾓﾌﾞ3「ていうか、お化けとか言ってそんなスカートはいて！」
「これで翔太くんをおとそうとしてるのよ！」

そんなわけないやろ！
スカートは俺でもびっくりしたわ！
もう！皆に助けを呼ぼっ！

『助けて！』

ﾓﾌﾞ「なに、携帯いじってるのよ！」
「それだけ余裕ってこと？」

橙「別に余裕とかないですよ！」

もう、嫌や！

紫「おい！康二！」
「大丈夫か!?」

橙「！」
「ふっかさん！」

ほんま！
ふっかさん大好きや！

ﾓﾌﾞ「な、なによ！」
「深澤くんにまで手を出していたなんて！」

ﾓﾌﾞ2「はしたないわ！」

なんなん、もう〜！

紫「？」
「康二、これどういう状況？」

橙「知らんよ〜泣」
「僕も知りたいくらいや！！泣」

ﾓﾌﾞ3「深澤くん！気を付けて！」

紫「あ？」

スノ-橙紫「康二！」

みんな！泣

ﾓﾌﾞ「その女は魔性の女よ！」

スノ「…え？」

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