言霊ぱーとthree

111話 康二 ページ15

康二side

橙「ど、どうしたんやろ？」

赤「あー…」
「多分、翔太の追っかけじゃない？」

翔太先輩の追っかけ？

橙「なんやそれ」

赤「さっき言ったじゃん？」
「あのジンクスを頼りに今日か明日翔太に告白しようとする人がいるんだよ」

橙「えー、ほんまに？」
「なら、翔太先輩やばない？」

赤「そうだね笑」
「助けてきてあげてよ」

橙「おん！分かった！」

はよ、行かな！

紫「え、あいつ行ったの？」

赤「うん」

紫「怖いもの知らずだなぁ」


ﾓﾌﾞ「翔太くん！」
「今日は私と屋上に行くのよね！」

ﾓﾌﾞ2「違う！」
「私よ！」

青「俺は今日屋上に行かねえよ…」

ﾓﾌﾞ「なんでよ！」

うわ！大変なことになっとる！
助けな！
でも、どうやったらええんやろ？
…あ、そうや！

橙「翔太先輩！」

青「!?」

橙「おいで！｣

青 ﾀﾞｯｼｭ
「康二、ありがとう」
「助かった…」

橙「いいえ！」

助けれて良かったわ！

橙「今、戻りましたぁ」

紫「うわ！ほんとに助けたのか…」

橙「え？はい」

紫「まあ、頑張れよ…」
「助けを呼ぶ時はグループメールで助けてって言うんだぞ！」

緑「絶対助けに行くから！」

え、なんなんやろ？

青「俺も行くからな！」

赤「翔太は行っちゃダメでしょ」
「俺も行くよ」
「責任は負い持つ…」

え、なんなん！
怖い怖い！

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