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Juri
ジェシーからきょもを見つけたと連絡があったのと同時に、少しだけ2人で居たいとお願いされた。
俺は迷わず了承してあとから車で二人を迎えに行くことにした。
心配そうな顔をした他の3人を連れて、ジェシーの説明を頼りに道を進んだ。
目的の場所が見つかって、近くに車を止めて全員でその場に近づいた。
慎「……うそ、」
慎太郎が歩みを止めて呟いた。
直ぐに、歩みを止めた理由が分かって目頭が熱くなった。
北「京本が、…」
力強く響く、きょもの歌声。
ずっと聞きたくてたまらなかったその声。
「きょもがっ、…歌って、る…、」
俺のその声はきょもに届いていたようで、小屋に隠れて見えていなかったきょもが、道路にぴょこんと飛び出してきた。
京「樹、慎太郎、高地、北斗。
俺、歌えるようになったよ」
その頃にはみんな大泣きで、きょもに駆け寄って抱きついた。
京「ありがとう、
歌えなくなって、ごめんなさい。
でも、やっぱりありがとう」
その時のきょもの顔、俺絶対忘れない。
ほんとにほんとに幸せそうな笑顔。
ほらやっぱりまた、笑顔見せてくれたね。
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璃斗(プロフ) - 美桜さん» マイボードにてお返事しましたので拝見いただけると幸いです!! (2021年1月19日 21時) (レス) id: 18e89df471 (このIDを非表示/違反報告)
璃斗(プロフ) - 美桜さん» ご報告ありがとうございます。私自身インスタグラムの方では活動しておりません.......自分の目で確認したいのでもしよろしければマイボード(私のプロフから飛べるはずです…!)の方でアカウント等を教えていただくことは可能でしょうか? (2021年1月18日 10時) (レス) id: 18e89df471 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 所々変えてありますがほとんど同じ内容の作品を見かけたのでもし盗作だったらと報告させて頂きました。作者さんご本人がアップされている作品でしたら申し訳ありません。 (2021年1月17日 14時) (レス) id: d7589ab1a0 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - お久しぶりです。作品終了からしばらく経ってしまった後で申し訳ないのですがInstagramの方でもこちらな作品を投稿なさっているのでしょうか?? (2021年1月17日 14時) (レス) id: d7589ab1a0 (このIDを非表示/違反報告)
璃斗(プロフ) - 美華さん» ありがとうございます…!そう言っていただけて嬉しいです…!!今後とも、よろしくお願いします(^-^) (2020年5月4日 22時) (レス) id: 18e89df471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:璃斗 | 作成日時:2019年10月13日 12時