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Hokuto
朝食を摂り終わって部屋に戻ろうとした時だった。
樹の怒りを含んだ声が後ろから追いかけてきた。
樹「北斗、お前そんなに仕事大事なの？」
「……は？」
樹「……だから、きょものことどうでもいいとか思ってんの？って聞いてんだけど」
「そんなこと言ってねーよ」
樹「じゃあ何なんだよ、真っ先に仕事行ってオフの日もろくに会話しないで。また不仲か？逃げんなよ、お前」
「逃げてんの樹じゃん、京本が良くならないのか焦って俺に八つ当たりして、お子ちゃまだな、お前」
樹が俺との距離を詰めて、胸ぐらを掴んできた。
樹「…っ、ふざけんなよ！！」
「ふざけてんの樹だよ、冷静になれ」
樹「北斗のっ、そういう所が嫌なんだよ…！！こんな時までクールぶんなよ、！いっつも大事なことは言わねーじゃん。なんか言えよっ、わかんねーんだよ！！」
「っ、じゃあなんて言えばいいんだよ！！不安だ、怖い、心配だ、ってこんなこと言って、誰かに迷惑かけたくないんだよ！！」
樹は目を真っ赤にして泣いている。…でも、俺に向かって話し続ける。
俺自身も泣いていることに、自分の声が震えていることに気が付いて初めて知った。
樹「それでいいんだよ、何か言わなきゃ何も始まんないじゃん、北斗は……喋れんだろ、」
樹は下を向いて唇を噛んだ。その言葉の重さを確かめているようだった。
「俺に何か言う資格なんて無いんだよ、京本の異変、気づいてて何も言わなかったんだ。この前だって、京本の腕の傷、…見ないふりしたんだよ、俺のせいだって、誰か言ってよ…」
樹「ふざけんなっ！！そうやって楽になろうとすんなよ、みんなそうやって思ってんだよ。
みんな、俺が…って思ってるんだよ。北斗のせいなわけねーじゃん、何かを伝えるのに許可もいらないし、それが遅いなんてこと絶対ないから」
樹に殴られて口が切れる。じわっと広がる血の味。
俺たちの様子を見て、高地と慎太郎が止めに入る。樹は慎太郎に、俺は高地に羽交い締めされて、距離が遠くなる。
息を整えようとして、深呼吸しても苦しさは増すばかり。今まで抑えてた感情が爆発して自分でも分からないぐらい涙が溢れた。
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璃斗(プロフ) - 美桜さん» マイボードにてお返事しましたので拝見いただけると幸いです！！ (2021年1月19日 21時) (
レス) id: 18e89df471 (このIDを非表示/違反報告)
璃斗(プロフ) - 美桜さん» ご報告ありがとうございます。私自身インスタグラムの方では活動しておりません.......自分の目で確認したいのでもしよろしければマイボード(私のプロフから飛べるはずです…！)の方でアカウント等を教えていただくことは可能でしょうか？ (2021年1月18日 10時) (レス) id: 18e89df471 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 所々変えてありますがほとんど同じ内容の作品を見かけたのでもし盗作だったらと報告させて頂きました。作者さんご本人がアップされている作品でしたら申し訳ありません。 (2021年1月17日 14時) (レス) id: d7589ab1a0 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - お久しぶりです。作品終了からしばらく経ってしまった後で申し訳ないのですがInstagramの方でもこちらな作品を投稿なさっているのでしょうか？？ (2021年1月17日 14時) (レス) id: d7589ab1a0 (このIDを非表示/違反報告)
璃斗(プロフ) - 美華さん» ありがとうございます…！そう言っていただけて嬉しいです…！！今後とも、よろしくお願いします(^-^) (2020年5月4日 22時) (レス) id: 18e89df471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：璃斗
| 作成日時：2019年10月13日 12時
