6話 勧誘理由! ページ7
安形「お前、生徒会入らねぇーか?」
………ぇ?
話の急すぎる展開に
理解が出来るまで時間がかかった。
え?
先輩…今……なんて………?
安形「俺らと一緒に、この学校を
変えてみないか?」
勧誘…
変える…学校を…?
あ「何…言ってるんですか。
理由もないのに簡単に
生徒会に入るなんて私には…」
安形「理由なら、ある。」
ニタ…
不気味に微笑む安形先輩の顔は
悪魔だ…
安形「海外からの編入生、面白いじゃねーか。俺は、外国の、異国の発想をこの学校に
生かしてみたい。そしたら、
この自由な学校はさらに自由に、
みんなの過ごしたいようになるだろ。」
安形「それでこそ、生徒会だと思うわけだ。」
生徒会…か…。
あ「みんなのために…なるのかな…」
!?
あ「んぐっ…」
無意識に本音がこぼれていて
慌てて自分の手で口を抑えた。
安形「なるさ。俺たちが
生徒のために動くんだから。」
その“俺たち”には、
私も含まれているようだった。
安形「部活、決めてないならさ。
考えてみてくれ。ムリにとは言わねぇから。」
あ「……………はい。」
安形「んじゃ、ま、今週は部活見学期間だ。
1回でもいい。見学しに来い。
待ってる。」
そう言われ、私は、生徒会室を後にした。
まぁ、入るか入らないかは後にして、
見学は行ってみようかな♪
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作者名:可憐 | 作成日時:2014年9月6日 21時