3話 生徒会副会長登場! ページ4
―――休憩時間10分―――
私は、久しぶりの葵と再会して
話していた♪
あ「あ〜、そんなことあったねー!!」
葵「そうそう!そのときなんて…」
「可憐と葵、話の途中にすまない。
可憐、初めましてだな。
僕の名前は、椿佐介。
生徒会執行部副会長だ。」
突然、私たちの楽しい会話のなかに
礼儀正しくも割り込んできたのは
私の隣の席の男の子だった。
あ「ぇ、ぁ、
は、初めまして…つ、椿くん」
葵「なに、椿ぃー。ガールズトークに
交ざりたいのかい?」
椿「ち、違う!!
僕はそんな不謹慎な目的で
話しかけたりなどしないっ!」
葵「へぇー?
じゃあ、可憐に一目惚れとか?」
あ「ちょっと、葵ぃー?。
なに言ってんの?笑」
椿「う、う、う…うるさぁぁぁい!!
そ、そんなこと、あるわけないだろっ!!
僕は先ほど、会長に頼まれたことがあって、
可憐に話しかける必要があったまでだ!!
葵!! 君はそうやっていつも僕を…
ガミガミ…ガミガミ…」
葵「んぁー、はいはい。ゴメンね、
副会長さん。ちょっと、からかっt…
冗談を言ってみただけだよ…笑
ごめんなさーい、もう言わないからさ♪
…それで?可憐に何の用があったの?」
椿「そうだ!!
可憐、今日の放課後に生徒会室に
来てくれと会長が言っていたぞ。」
葵「えぇ!?なになになにー!?
編入早々に何やらかしたの!?笑笑」
あ「へっ!? いや、別に、私は
なんもやらかしてないよ!?」
椿「そういう話ではないそうだ。
学校の規則の確認をしておきたい
とかなんとかで…僕も正確には
分かっていないんだが…」
葵「んーーー…」
あ「どうしたの、葵?」
葵「いや、ね?
今の生徒会長って、副会長の椿に
ほとんど仕事任せててみんなからは
“置物会長”なんて
言われてたりするんだけど…。
どうして、仕事らしいこと
するのかなと思ってさ」
あ「会長としての自覚が芽生えたんじゃ…」
椿「置物会長!?
葵!! 貴様は、会長までも
悪く言うつもりか!?
葵は、どうしてこう、いつも…」
…また、始まった…(-_-;)
いつもなのかな、この二人
“置物会長”か…。
どんな人なんだろ…
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作者名:可憐 | 作成日時:2014年9月6日 21時