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29話 追い風! ページ30

副市長「1位は可憐さんです!
ぶっちぎりの見事な1位です!」

あ「はぁ…はぁ…はぁ………やったぁ!!!」

ボタッ…

あ、パン落ちた…。

※袋に入ってます。

そして次々とゴールしてくるメンバーを見る。

副市長「続く2位は武光振蔵、
3位は鬼塚一愛、4位は丹生美森となります。
なお、5位以下は無得点と言うことで
省略させていただきます。」

ボ「ア、アメが…
お、俺のとこだけ飴が…
みんなよりちっさかった!」

ヒ「負けたからって嘘つくんやない!
見つけられへんかっただけやろ!」

※みんな一緒のサイズです。

椿「すまない…。
アメが…見つからなかったのだ…。」

兄弟そろって、同じ敗因…笑

安形「かっかっかっ笑」

榛「やっぱり、似てるな笑」

椿「うぅ……」

あ「椿くん、次、頑張ろう♪」

椿「…あぁ!ありがとう、可憐」

あ「うんっ(*´ー`*)」

安形「おい、可憐。」

あ「え?なんですか?」

不意に安形会長に呼ばれ、ちょっとびっくり。

安形「ったくお前は笑」

あ「…?…!?」

安形会長がゆっくりと私に近づいてくる。

その表情は穏やかで、
少しあきれているようにも見えるが
それでも優しくほほえんでいた。

ドキッ…

え…なに……

スッ…

あ「ぇ…」

安形会長が腕を回し、
手で私の後頭部を優しく包み込み
安形会長自信の方へ引く。

引き寄せられる…

あ「ぇ…ぁ…か…会長…?」

からだ全体の体温が少しずつ上がっていk…

ゴシゴシ…

あ「ふむぅ…!?」

安形「かっかっか笑
お前、さっきからずっと口に
飴食いの粉つけてたぜ?笑」

そう。安形会長は私の口のまわりに
ついていた粉を拭いてくれたのだ。

羞恥心と共に顔が一気に赤くなるのがわかった。

…/////////////////////

そんな…///////
ゴールしたときも?話していたときも?

考えれば考えるほど熱くなる//////////////

あ「…//////////////」

榛「おい、安形。お前、
女の子をからかっちゃだめだろ?
もう少し紳士的に、オブラートに言わなきゃ」

安形「かっかっか笑
サンタクロースみてぇだったな笑」

////////////////////////////

あ「な、な、何てこと言うんですかっ/////
安形会長デリカシー無さすぎです!」

恥ずかしさのあまり、その場を逃げるように、
また、取れきれていないであろう粉を
落とすために水道へ向かった。

30話 確率は2分の1!→←28話 爽快wing!



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作者名:可憐 | 作成日時:2014年9月6日 21時

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