2話 親友とまさかの再会! ページ3
キーンコーンカーンコーン…
ふぅ…一時間目終わり、か♪
…このチャイム懐かしいかも…♪
外国のなんてジリジリジリジリ!!って
何て言うか…
すっごく人を焦らせる音だし…
ふふ…♪
なんか、日本にいるって実感するな…♪
「可憐。久しぶり♪」
あ「ぇ…?」
懐かしさに浸っていると、
前の席の女の子が声をかけてきた…
「ぇ…って。笑
もしかして、
覚えてないの…?忘れちゃった?」
ぇ、なにこの馴れ馴れしい子…
そーゆー感じの設定は、
日本で流行の、初対面の子との接し方
なの…かな…?
「…ホントに覚えてないのか…。
はぁ…。ちょっとショックかも…」
あ「ぇ、ぁ、えと…
あー!あー!覚えてるよー!! えと、あの…
あれだよね、うん、あれ」
「はははっ笑笑 なにそれ!!笑笑
覚えてないんじゃん笑笑」
話に合わせたつもりなんだけど、失敗…
「んじゃあ、改めて、自己紹介しますか☆
私は、可憐と小学生の頃、
親友だった葵です。ま、私は、
今でも親友だと信じてるけどね♪」
あ…
あおい…?
…
!
あ「あ、あ、あ、
葵ぃぃぃぃぃ!!??」
…おっと(-_-;)
クラスのみなさんがこちらを向いてしまった…
でもっ、そんなことより!
葵「おお!! やっと思い出してくれたかね♪」
ぎゅっ!
あ「葵!! 葵じゃん!!
久しぶりすぎて分からなかった!!ごめん!!
でも、思い出したから!!
私も、今でも親友だって思ってるよ!!
会いたかったー!!!」
込み上げてきたすべての想いを
葵に勢いよくぶつけた。
葵「私、可憐が来るって聞いて
最初は、半信半疑だったんだよ笑
同姓同名の人だとか、ドッキリだとか、
色々考えたんだから!!
グスッ…来るなら来るって…連絡くらい…
グスッ…してくれても…ふっ…うぅ…」
葵は興奮しすぎたのか、
泣いちゃった…笑
とにもかくにも、小学生の頃からの
親友に再会できた私は、
学校生活、楽しくなりそうだと思った♪
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作者名:可憐 | 作成日時:2014年9月6日 21時