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15話 仕事内容! ページ16

あ「…以上の理由により、
私、可憐は、生徒会副会長に
立候補させていただきます。
信任、よろしくお願い致します。」

この時期の急な生徒会入部のため、
私は校内放送での演説をした。

ふぅ…ちょっと緊張したかも…

安形「…ん?終わったか演説、お疲れ。」

生徒会長だから、
一応付いててやらねぇと
校長に不審に思われるらしく、
演説中、放送室で寝ていた安形会長が
目を覚ました。

そして、ニヤリと笑い、

安形「良かったんじゃねぇか。
お前の演説。なかなかのもんだったぜ。」

あ「え、あ、ありがとうございます。」

あれ…?
聞いてたのかな…
それとも…お世辞…?

安形「んぁ、そーだ。
副会長の仕事について
詳しく教えるからよ、着いてこい」

あ「…え?
でも、この前椿くんから…」

安形「ま、いいじゃねぇーか」

と言い、椅子から立ち上がり
部屋を出ていこうとする安形会長。

あ、ついていかなきゃ!

あ「八木ちゃん、ありがとねっ」

八木「ええ。これから、頑張ってね」

あ「うんっ」

ガチャ…バタン…

!?

会長、歩くの早っ!?

すでに会長は、
廊下の奥の角を曲がりそうだった。

あ「安形会長っ!ちょっと、待ってください!!
歩くの早すぎません!?」

安形「………」

え、無視!?

あ「ちょっ…はぁ…はぁ…んもぅ!!」

先に行ってしまった安形会長に
追い付くようになるべく早く
生徒会室まで走った。

あ「はぁはぁ…失礼しますっ」

ガラガラガラ…

安形「おせぇよ。早速だが仕事だ」

え。。。

ドン…

重低音が生徒会室全体に響く

私の机、その上に置かれたものは、
積み重なる資料の山だった。

あ「え…は…へ?」

安形「めんどくせぇーから
1回しか説明しない。よく、聞け。」

早い展開に脳が少し追い付かない…

…ふぅ…

よし。

あ「はい、お願いします。」


安形「…とまぁ、説明はこんなとこだ。
期限や締め切りが近いものから
終わらせてくれ。」

資料には、全校生徒の健康管理表や
部活の予算要望などがあった。

安形「んじゃ、頼んだぜ♪
なるべく多くのを終わらせて、
済んだものは、椿の机に置いといてくれ。
んじゃ、頑張れよ♪」

ガラガラガラ…パタン…


………マジか…でも…初仕事だし…

頑張らなきゃなっ

16話 習うより慣れろ!~安形side~→←14話 入部するのは…!



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作者名:可憐 | 作成日時:2014年9月6日 21時

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