12話 スケット団見学! ページ13
今日、私は
スケット団の見学に
行くことにした。
沢山の部活に勧誘されたけど、
生徒のために動く生徒会か
学園のみんなを助けるスケット団か。
誰かのために活動する部活ってということが
私の見学したい理由だったりする。
コンコン
ガラガラガラ…
あ「こんにち………わ…………」
ドアを開けると、くつろいでる3人がいた。
ボッスンは仰向けで漫画を、
ヒメコちゃんはお茶をすすって、
スイッチはパソコンに向かい…
ニヤニヤしている…
ボ「…んぁ?誰だ?依頼か?」
ボッスンは漫画を見ながら言った。
ヒ「あ、可憐やん。どないしたん?」
ス「…見学に来たんじゃないか?」
ボ&ヒ「「あぁ〜、見学ねぇー」」
…………………
ボ&ヒ「「見学ぅぅぅぅぅ!?」」
ボ「よ、よ、よく来てくれたな!!」
ヒ「今、お茶、用意するねんな!!」
―――数分後―――
お茶やお菓子が用意され、
それらを囲むように4人座った。
あ「えっと…スケット団って具体的に
どーゆー活動してるの?」
ヒ「………ひ、日頃は
あまり活動してないねん。」
ス「依頼が来たら、引き受ける。」
ボ「い、依頼さえ来れば、そりゃもぅ
すんげー動くんだぜ俺たち!!」
依頼、ね。
あ「へぇー。…あ、そうだ!!
私ね、一昨日くらいから
シャーペン無くしちゃったんだけど、
依頼として探してもらえるかな?」
ボ「え?依頼?」
あ「うん。お昼休みに、
筆箱開けたまま休憩してたら
次の授業には無くなってて…。
結構探したんだけどね?」
どーゆー活動をしているのか
分からなかったので、最近、
ちょっと困ってたことを依頼してみた。
でも、私の不注意だし探し物頼むなんて、
ダメだったかな…?
ス「つまり、俺達の部活動は
どのようなものかその依頼で見極め、
入るかどうか検討する、ということだな?」
あ「ふふっ♪うん、そーゆーこと♪」
ボ「分かった!じゃあ、そのシャーペンを
俺たちが見つけられたら、入部してくれ!」
ヒ「ちょ、なに言うとんの、ボッスン!!」
ボ「どーだ?」
あ「う、うん(苦笑) いいよ♪」
ヒ「な、ええのん!?」
あ「うん♪シャーペン見つかって
部活が決まるなら、一石二鳥だからね♪」
ということで、今週中に私のシャーペンが
見つかったら、私はスケットダンス部に
入部することにした。
もちろん、シャーペンが見つかるのを
待つんじゃなくて、
生徒会見学期間が終わるまでは
生徒会に見学に行くことに決めた♪
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作者名:可憐 | 作成日時:2014年9月6日 21時