検索窓
今日:60 hit、昨日:41 hit、合計:93,724 hit

まさかの出会い? ページ3

あれから時間のある時は毎日のように
お兄ちゃんの家へ出入りしてDVDで予習したり
振り付けや歌を教えて貰っていた。



今日は私の出勤最終日



『てんちょぉぉぉお!』




店長「本当に出勤最後って…寂しいなぁ」




優香「今日の仕事終わったらパーっと飲みに行こ!」




『優香ありがとう( ;꒳​; )』




信頼出来る店長と親友の優香
2人だけは唯一、私の事情を知ってる。

だからお兄ちゃんに近い髪型にウィッグを作って貰ったし、
優香は、幼なじみでお兄ちゃんがWESTって事を知ってて、
私が東京に就職すると言ったら一緒に付いてきた唯一の子。


ネイリストとして自分で個人経営していて
こうしてたまにうちの店にも遊びに来ていた。




「すみません、予約してないんですけどいけますか?」




店長「最後のお客さんだ、頼んだ」




『いらっしゃいませ、大丈夫ですよ!こちらどうぞ』




「すみません、行きつけのとこ予約いっぱいで…でも今日しか予定空いてなくて…」




『希望の長さはありますか?』




「形このままで長さだけお願いします」




『分かりました!では切って行きますね〜』




「お姉さん、神山ってお名前なんですね」




『そうなんですよ〜』




「僕の友達にも神山言うやつがいるんですよ(笑)」




『あんまり珍しい名前でもないですからね』




「よく見れば、雰囲気も神ちゃんに似てるなぁ(笑)」




『その方、神ちゃんって呼ばれてるんですね』




「ピアス何個開いてんの?」




『両耳で7個です』




「僕の友達の神山は10個開けててさ、びっくりやろ?笑」




『凄いですね…笑』




「笑った顔もそっくりや(笑)」




実は入ってきた時から分かってた、
ジャニーズWESTの中間淳太であることを。




でも絶対に今バレる訳にはいかない。




「歳は…って、女の人に歳は聞いたらあかんか(笑)」




『出来れば聞いて欲しくないですね』




「やんなぁ、ごめんごめん(笑)」




それから望み通りのカットをしてお会計を済ましていた。




「キミさ、名前なんて言うん?」




『神山ですけど…』




「下の名前」




『ユウリです…』




「ユウリちゃんか!わかった!覚えとくわ!また来るからよろしくね!」





そう言って彼は綺麗な笑み浮かべて帰って行った。





『嘘…ついちゃった…』





息抜き→←メンバーについて



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (141 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
492人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

蒼乃碧(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました! (6月12日 13時) (レス) @page50 id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
里李紗(プロフ) - WEST大好きです (2022年7月18日 21時) (レス) @page22 id: 309455b65e (このIDを非表示/違反報告)
butausa(プロフ) - 楽しみにしてます! (2022年6月29日 1時) (レス) @page1 id: aecc52ff1f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Spica | 作成日時:2022年6月29日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。