死んだかと思ったら転生して赤井秀一にガン見されてます…

29話 ページ33

小林和真(こばやしかずま)
中曽根誠の勤める会社の後輩。以前、中曽根に自分が考えた企画を中曽根に盗られ、その企画で中曽根が出世したことを怨んでいる。
なお、中曽根と小林が勤める会社は製薬会社である。

中曽根の最期の様子
死亡したのは13:25分頃
中曽根が店内に入ったのは13:00ちょうど。

近くにいた人によると、席に座ってから5分くらいたった後に中曽根の容態は悪化していた。

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私｢今回の事件をまとめるとこんな感じですかね…中曽根の珈琲に毒を入れられるとしても、中曽根が入店してから、席に座ってからの5分間。でも、その間に毒を入れられてはいないし、ましてや、珈琲からは検出されなかったし…

赤井さん、今回なかなか頭が良い人が殺ったと思いますよ。｣

赤｢そうだな…中曽根の珈琲にはテトロドトキシンは検出されなかった。だが、それは、性質的にあり得ないと思うが…｣

私｢そうなんですよねｪ。テトロドトキシンは即効性の毒だからあの、５分間に毒を盛らないと中曽根、死なないですし。ていうか、テトロドトキシンって手にいれるの困難なものですよ?｣

赤｢だが、中曽根と、小林と杉山理恵はいずれも医療関係の仕事についている。不可能では無いと思うが。｣

私｢製薬会社にテトロドトキシンありますかね…｣

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この二人、一応、警察からは今日の所は家にまっすぐ帰るように。

と言われたので、今家に帰っている途中です。
By作者
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赤｢杉山太一、杉山理恵、小林和真の３人はアリバイはあるようだ。となると、ますます難しくなって来たな。俺の勘ではこの３人以外に犯人はいないと思うが。｣

私｢中曽根の関係者、他にもいますけど、特にこの３人が中曽根に対する怨念が強いですからね。｣

赤｢そういえば、お前どうやってこれらの事件の情報を調べたんだ?｣

私｢………………｣

赤｢おい。そこで黙るな。｣

私｢………………｣

赤｢言え。｣

私｢ハァーーー。はいはい、分かりましたよ。ていうか、察しついてるんじゃないですか?
ハッキングですよハッキング。赤井さんだってやるでしょ。ハッキング。安室さんには、言わないで下さいよ?あの人恐いから｣

赤｢フッ。俺は安室君に嫌われてるからな…俺が話しかける事は不可能では無いが、少し無理があるだろう…。(嫌われるような事をして、誤解をさせたのは俺だが…)｣

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