死んだかと思ったら転生して赤井秀一にガン見されてます…

13話 ページ15

必要な本を買って店を出ようとしたとき赤井さんに呼ばれた。

赤｢おい。｣

(『おい。』じゃねｪｪｪｪｪ!!嫌ですよ!!呼ばれても反応しません!!)

私は無視して店を出たのだが、背後から腕を捕まれた。

(ひいいいい!!ツカマッタ!!)

私｢な、なんでしょうか。｣私は振り返らずに答える。

赤｢お前は…俺の何を知っている?｣

私｢サ〜、ナニモシリマセンヨ…

この前コンビニで強盗を倒した事以外は。(ぼそっ
(嘘です。めちゃくちゃ存じ上げております。コードネーム"ライ"さん?)｣

赤｢では、あのコンビニで何故俺を見て、"赤井さん"って言ったんだ?｣

私｢ご近所の田中サンの娘サンのいとこの旦那サンにそっくりだったんですよー。もーやだなー。あはははは。(棒読み&すぐにバレる嘘。)｣

赤｢フッ。はぐらかすな。(分かりやすっ)普通あの状況で、ご近所の田中サンの娘サンのいとこの旦那サンの事は出てこない。｣

私｢私、周りからよく変人って言われるんで(笑み)(忘れた人は、主人公の設定もう１回見て(^^)b)｣

赤｢(本当によくかわすな。フン。面白い。)はぐらかすな?と、言ったはずだが。｣

私｢……ｯ。(そろそろ、言い逃れはキツくなってきたなｧ…白状するかねｪ。赤井さんの尋問は耐えられないだろうし…)あー!!もう!!わかりましたよ!!｣

私は、振替って赤井さんに｢お腹すいてるんで、ご飯奢ってくれたら話(白状)ますよ…｣

赤井さんは｢…フッ。メシだけで良いのか?｣と、言ったので｢じゃあ、追加注文で荷物持ち｣と言ってやった｡

赤井さんは鰻屋さんに連れてきてくれた。


私｢……何処から話しましょうか?｣

赤｢とりあえず、俺について知っていることを全部話せ。｣

私｢はｧー。１回しか言いませんよ?

貴方の名前は赤井秀一…さん。FBIの人間で、敵組織に潜入調査中。コードネームは"ライ"。あとは、銃の扱いがうまくて〜、結構、酒強くて〜、敵組織で出会ったチームの二人もノックで〜、その二人は公安の人間で〜…………。



もう良いでしょう?貴方の事はよく知ってる。｣



餅を喉に詰まらせ、転生した私、只今、赤井秀一にガン見されています。

(そりゃ、驚くよね…見ず知らずの女に自分の事めちゃくちゃ知られてたら…)

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