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「……オッパ、?」
なんで、?なんでオッパがここにいるの? もしかして追いかけてきたの?いつから、?
私からオッパの姿が見えてるけどオッパから私は見えてないみたい。
チャンミン「っ、A!!」
だめじゃん、変装しなきゃ、オッパはアイドルなんだよ。こんな所誰に見られてるかも分からないのに、大きな声で私の名前を呼ばないで、
その時電話がかかってきて、勿論その相手は
「…もしもし、」
チャンミン「Aっ!今どこ?!空港じゃないの?」
「空港だよ」
チャンミン「空港のどこに居るの?!僕、搭乗口の近くにいるんだけど、」
「…オッパ、」
チャンミン「ん?」
「…ごめん、ごめんね」
チャンミン「…とりあえず会って話そう。」
「…」
チャンミン「5分。いや1分でいいから会おう。ね?」
「……もう会ってるよ。」
チャンミン「…え?」
「わたしたち、会ってる」
私の言葉にキョロキョロと当たりを見渡すチャンミナオッパ。
ここだよ。私はここいるよ、
チャンミン「…見つけた」
「っ、」
チャンミン「Aそこから動かないで。そっち行くから、」
「来ないで!オッパこそ動いちゃダメ!」
チャンミン「A、」
「動いたら電話切る」
チャンミン「………分かった」
久しぶりに目が合った。3年ぶりだ、
でも3年もの間に視力が落ちたせいか目がぼやけてオッパの顔がはっきり見えない
オッパ髪色変えたんだ。また痩せた?ちゃんと食べてるの?
もっともっとかっこよくなったね
言いたいことは山ほどあるのに声には出せなかった。
チャンミン「…Aごめん」
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作者名:paru. x他1人 | 作成日時:2022年10月24日 22時