【ヒプマイ】銃兎の妹の私が左馬刻さんを落とすことを宣言します2【碧棺左馬刻】

99話 ページ50

時間はあっという間にたち10時。

私は2階のトイレに引きこもり中である

『環が東側のエレベーターに乗りました。私も乗り込みます。』

しばらくして、咳払いが聞こえる。

これは3階に到達したという合図だ。

はるねはトイレを出て、エレベーターに乗り１階へ行くためにボタンを押す

はるね(あとは１階に行くだけだ)

着いたエレベーターに乗り込む

人が載っていたので咳払いをすることにする

はるね『(咳払い)』

銃兎『、、、』

１階に着いて、降りる

そして、左馬刻の近くに行き

はるね『着いたよ』

小声で囁く

銃兎『そこまでだ！全員手をあげろ！！』

インカムから銃兎の声が聞こえる

はるね(よし！これでOK！)

「動くな！！！！！」

はるね「！？」

「誰も動くなよ。」

「動いたら殺す」

はるね(嘘でしょ！なんて人数いんのよ！？)

警察に突撃された連絡を受けたのだろう。

おそらく、仲間だ。

はるね(多すぎる。なんて人数)

「あぁ！？誰にもの言ってんだてめぇ！！」

「ぶち殺すぞおい！！！」

「動くなっつってんだよ！！！！」

はるね(最悪だ)

全然知らないヤクザが反発したのだ。

はるね(これは嫌な予感)

「おらぁぁ！！！」

ｶﾞｼｬｱｧｧﾝ!!

「このクソ野郎が！！！」

ｶﾞｼｬｱｧｧﾝ!!

「きゃーーーー」

「逃げないと！！」

「こっち！こっちへ！！！」

はるね「くっそ！！」

とにかく、左馬刻さんのところに！！

はるね「うっ」

人の波がはるねを飲み込む

ふと、手を掴まれる

はるね(！？誰だ！？)

すごい力で引っ張られる

はるね(違う。左馬刻さんの手じゃない！左馬刻さんの はもっとゴツゴツしてるもん！でも、振り解けない！)

ふと右を見ると、

はるね「左馬刻さん！！」

左馬刻「はるね！！」

叫び声と物が崩れる音でいっぱいの中お互いを呼ぶ

左馬刻(くっそ！届かねぇ！人が邪魔だ！！)

はるね(あと少しで届く距離なのに！)

グイッ

はるね「くそ！」

はるねは左馬刻とは反対方向に引っ張られる

とっさにはるねはインカムのマイクの電源をつける

はるね(くそ！エレベーターの近くまで引っ張られてる！早く出口に！！)

と思った時、人の波から抜け出した

はるね「え」

「驚いたよ」

はるね「環！」

環「兎亜のお兄さん。警察だったんだね」

はるね「くそが」

いつの間にか背後にいた男に押され、はるねは連れ去られる

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