【ヒプマイ】銃兎の妹の私が左馬刻さんを落とすことを宣言します2【碧棺左馬刻】

88話 ページ38

店員「商品の説明は以上です。碧棺様からの伝言なのですが、『2人でぶらぶら遊んどけ』との事です」

銃兎「伝言まですみません。ありがとうございます」

店員「いえ、では良い一日を」

はるね「ありがとうございます」

2人は店を出る。

結局はこういうことだった。

はるねが送った画像を左馬刻が行きつけの店にオーダーメイドして、寄り良い素材で作り、本物の宝石がついた靴やピアス、ブレスレット、バッグもついでに買った。

はるね「、、、規格外」

銃兎「間違いない」

はるね「、、、もしもし。左馬刻さん？」

左馬刻『おう』

はるね「今、ドレス受け取りました」

左馬刻『おー、どーだった？』

はるね「どうだったも何も、、、最っっっ高でした！！」

左馬刻『ふっならよかった』

はるね「、、、ありがとうございます」

左馬刻『あぁ』

はるね(きっと。左馬刻さんはごちゃごちゃ言わずに、素直に受け取った方が喜ぶ気がする)

銃兎「変わってくれ」

はるね「ん」

銃兎「もしもし。私ですが」

左馬刻『おう』

銃兎「はぁ、、、全てはるねに似合いそうでした。さすがです。ありがとうございます。」

左馬刻『あ？気持ちわり』

銃兎「お前なぁ」

左馬刻『ま、俺がセンスねぇわけねぇからな』

銃兎「はいはい。、、、でも、本当にいいのか？」

左馬刻『あ？』

銃兎「いくらお前でも安くない買い物だろ？」

左馬刻『俺様を誰だと思ってんだ？』

銃兎「あー、はいはい。左馬刻様ですね」

左馬刻『んなちっせぇこと気にすんな』

銃兎「では、今日は一日ゆっくりと過ごさせていただきます」

左馬刻『おう。そーしろ』




はるね「なんて？」

銃兎「いや、特に何も」

はるね「ふーん？」

銃兎「どこか行きたいところあるか？」

はるね「んー、お兄ちゃんは？」

銃兎「俺は特にない」

はるね「あ、私映画見たい。」

銃兎「構わないが、何を見るんだ？」

はるね「貞子」

銃兎「いやなんでだよ」

はるね「面白いじゃん」

銃兎「そうか？」

はるね「うん。」

銃兎「お前はお化けとか怖くないのか？」

はるね「全く。お兄ちゃんは？」

銃兎「俺も全くだ」

はるね「だって、結局1番怖いのは人間じゃん」

銃兎「さすが俺の妹。俺も全く同じ考えだ」

はるね「だよね。」

銃兎「じゃ、見るか」

はるね「うん。ポップコーンはキャラメルと塩半分ずつのやつね」

銃兎「はいはい」

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