【ヒプマイ】銃兎の妹の私が左馬刻さんを落とすことを宣言します2【碧棺左馬刻】

85話 ページ35

杏「、、、なんて？」

はるね「左馬刻さんがお兄ちゃん迎えに行ってくれるって」

紗和「そっか」

はるね「それで、私が事故りそうだからみんなに付き添ってもらって家に帰れって」

まい「元よりそうするつもり」

杏「荷物もまだ置いてるしね」

はるね「ごめん」

紗和「謝ることなんてないよ」

杏「よし。じゃあ帰ろ」

はるね「うん」

4人ははるねを真ん中にして歩く

杏「ちょ、ストップ！！」

まい「信号赤だよ！？」

はるね「え、あ、ごめん」

紗和「これは左馬刻さんナイス判断だね」

杏「、、、はるね。大丈夫だから。ちょっと体調が悪くて倒れただけだよ？」

はるね「うん。そうだよね」

紗和「そうそう。行こ」

はるね「うん」









家に着いて3人は荷物をまとめた。

杏「左馬刻さんが来るまでは私らいとくね」

はるね「うん。ありがと」

はるねは銃兎のベッドを整えたり、ジャージを出したり、換気したり、冷えピタや氷枕を用意したり、今まで自分が倒れた時に銃兎がしてくれた事を思い出して用意した。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

はるね「あ！」

はるね「もしもし！！」

左馬刻『もうすぐつく。大丈夫か？』

はるね「はい！」

左馬刻『んじゃ、もうちょっと待っとけ』

はるね「はい！」

まい「なんて？」

はるね「もうちょっとで帰ってくるって」

紗和「そっか。」

杏「じゃ、私たちは帰っとくね」

はるね「ごめんね。ありがと大分落ち着いてきた」

まい「それならよかった」

紗和「お兄さんにもよろしくね」

はるね「うん」

杏「じゃーね！ばいばい！」







ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ｶﾞﾁｬ

左馬刻「はや」

はるね「玄関で待機してました。」

銃兎「すみません。心配かけましたね」

はるね「ジャージも用意してあるから、もう寝て！」

銃兎「言う通りにしましょう」

はるね「当たり前！私怒ってるからね！！」

銃兎「えぇ。」

そうして銃兎は自室におぼつかない足取りで入っていった

左馬刻「思ったより元気そうでよかった」

はるね「1人だったらやばかったです」

左馬刻「ダチに礼しとけよ」

はるね「はい。お兄ちゃんどんな感じでした？」

左馬刻「迎えに行った時は寝てたけど、抱えようとしたら起きた。若干さっきみたいにフラフラはしてたけど、自分で歩けてたし。」

はるね「そっかぁ」

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