【ヒプマイ】銃兎の妹の私が左馬刻さんを落とすことを宣言します2【碧棺左馬刻】

83話 ページ33

左馬刻「随分めかしこんでるな？」

はるね「パーティに行くことになった時用の練習です！」

左馬刻「へぇ？似合ってるじゃねぇか」

はるね「私もそう思います！ありがとうございます！」

左馬刻「ははは！着るもんは決めたのか？」

はるね「まだ迷ってるんですけど、いいな。っていうのはありました。でも、ブランド物じゃないのはお兄ちゃんに恥かかせるかなぁって思って悩み中です」

左馬刻「どんなやつだ？」

はるね「えーっとこれです」

左馬刻「ふーん。それ、俺に送っとけ」

はるね「え？」

左馬刻「いーから」

はるね「わかりました」

左馬刻「そーいや、まぁた銃兎と連絡途切れてんだが、何か知ってるか？」

はるね「えぇ、またですか。うーん、最後に帰ってきたのは、、、5日、、いや6日前ですね」

左馬刻「はぁ、、、」

はるね「仕事立て込むとは言ってました」

左馬刻「まぁいい」

はるね「次の土日、お兄ちゃんと買い物に行くんですけど、、、なにか伝えましょうか？」

左馬刻「んや、それならいいわ。強いて言うなら、LINE見ろって言っとけ」

はるね「はぁい」

左馬刻「じゃあな、邪魔して悪かった。」

はるね「いえ全然」

左馬刻「楽しんでこいよ」

はるね「はい！」

そうして、左馬刻は去っていった。

杏「いや、仲良！」

紗和「てか、お兄さん帰ってないんだ？」

はるね「仕事がねぇ」

まい「まぁ、はるねが大丈夫ならいいけど」

はるね「うん！大丈夫！！」

杏「そっか」

はるね「1週間に1回帰ってくるってゆう約束もあるし、、、守らなかったなら突撃するまで」

紗和「ははは」

まい「その時は手伝うわ」

はるね「どーも」

そして4人は遊びに出掛けた。

新しく出来たお店に行ったり、食べ歩きをしたり、、、



ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

はるね「あれ、電話だ」

まい「端寄ろう」

紗和「誰から？」

はるね「お兄ちゃんだ」

杏「おー！」

はるね「もしもし。どうしたの？お兄ちゃん」

「もしもし。入間巡査部長のお知り合いの方ですか？」

はるね「え、あ、妹です。」

「あの、入間巡査部長が倒れてしまいまして。」

はるね「、、、え？」

「ーーーーーーーー」

はるね(お兄ちゃんが、、、倒れた、、？)

ｶﾀﾝｯ

スマホが手から滑り降ちる

冷たい汗が背中をつたう。

言葉では表せないくらいの不安に襲われる。

事故が起きた時の記憶が蘇る

はるね「嫌だ。もう、私から誰も奪わないで！」

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