【ヒプマイ】銃兎の妹の私が左馬刻さんを落とすことを宣言します2【碧棺左馬刻】

77話 ページ27

銃兎「んで？汚職について何が言いたいんだ？」

はるね「お兄ちゃんは？汚職してるの？」

銃兎「聞き方、、、」

はるね「ん？ん？？」

銃兎「目的のためなら？」

はるね「手段は選ばない！」

銃兎「そーゆーことだ。」

はるね「はいはい」

銃兎「そろそろ出るか」

はるね「うん」





ー新宿病院ー

寂雷「おや、入間さんですか」

銃兎「お久しぶりです」

寂雷「、、、お薬は合いませんでしたか？」

はるね「多分そうだと思います。」

寂雷「そうですか、、、」

銃兎「数日前に重い発作が起こってしまいまして。」

はるね「あそこまで酷いのは久しぶりでした。」

寂雷「薬を元に戻しますか？」

はるね「いえ。まだ希望のある薬があるのなら試してみたいです。治したいです。少しでも希望があるのなら、挑戦したいんです」

寂雷「わかりました。では、発作の詳細を伺っても？」

はるね「はい」

そしてはるねは、
朝から調子が悪かったこと。
その日がテストだったこと。
午前中は保健室で寝ていたこと。
お昼の薬を砕かれ、予備は隠されたこと。
テストが終わった瞬間に発作が起こったこと。

寂雷「、、、わかりました。」

銃兎「何回聞いても胸くその悪い、、、」

寂雷「えぇ、酷い話です。」

銃兎「生徒も教師もクソですよ」

寂雷「えぇ。医者として特に教師に腹が立ちますね。病気を仮病と勝手に判断するなんて、それではるねさんは生死を彷徨ったんです。」

銃兎「本当に、その通りです」

寂雷「その教師は？」

銃兎「まだ具体的なことは判決が降りていませんが、前科はつきますね。」

銃兎(というか、無理にでも前科持ちにしてやる)

寂雷「えぇ。それが正しいでしょう」

はるね「あの。寂雷先生。新しい薬はどんな物なんですか？」

寂雷「あぁ！そのことなんですが、、、」









銃兎「今度の薬はいい方向に持って行ってくれたらいいな」

はるね「うん。」

銃兎「今週じゃなくて来週の土日。空いてるか？」

はるね「えーっとね、、、うん！空いてる！」

銃兎「もう少し人は探してみるが、見つからなかった時ように服とか買いに行くぞ」

はるね「はぁい」

銃兎「どんな感じのやつがいいか考えておけ」

はるね「うーん。」

はるね(左馬刻さんも来るんだよね。どーしようかなぁ、、、手術痕があるからあんまり肌をだすものは着れないし、、、)

はるね「ふふ。楽しみ！」

銃兎「？そうか。お前が楽しいならそれでいい」

78話→←76話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す