【ヒプマイ】銃兎の妹の私が左馬刻さんを落とすことを宣言します2【碧棺左馬刻】

74話 ページ24

はるね「ただいま〜って誰もいないか」

お昼ご飯は何にしようかな。と冷蔵庫を覗くと昨日の残り。

はるね「、、、うふふ」

昨日を思い出すだけでにやけてしまう

銃兎「ただいま」

はるね「うぇ！？お兄ちゃん！？」

銃兎「あぁ」

はるね「はや！」

銃兎「半休とった」

はるね「えー！ありがと」

銃兎「当然だろ」

はるね「ご飯は？」

銃兎「食べてない。食べてからいくぞ」

はるね「はーい」

今日は夕方に寂雷先生のもとに行くことになっていた。

はるね(また新しいクスリ、、、かな)

やっぱり不安だ。

また死にかけることがあるかもしれない。

でも、前の薬の効きは弱まってるし、、、

結局変えなきゃいけないんだし、挑戦も大事

もしかしたら次の薬は体に合うかもしれない

銃兎「、、、薬。無理して新しいのに変えなくてもいいんじゃないんか？」

はるね「え？」

銃兎「ずっと考えてた。無理して薬を変える必要はないんじゃないか？」

はるね「、、、」

銃兎「お前の友達は病気のこと理解してくれてるんだし、薬の回数を増やすとか分量を増やすとか。やり方はあると思うんだ。まぁ、俺はお前のやり方を尊重する。まだ挑戦するのなら、俺は全力で支える。」

はるね「お兄ちゃん、、、、、私はまだ挑戦したい」

銃兎「そうか」

はるね「うん。まだいける。大丈夫。少しでも克服するかもしれない道があるならそれに賭けたい」

銃兎「お前がそう言うなら。俺もそれでいいと思うぞ」

はるね「ありがと」

銃兎「あぁ」

そうして、お昼ご飯を食べる

銃兎「これは、言おうか迷ったんだが」

はるね「ん？」

銃兎「あ、いや、んー」

はるね「なに？お兄ちゃんらしくない」

はるね(まさか、左馬刻さんのことかな？)

銃兎「、、、今度ドラッグの密売が行われるパーティがあるんだ。」

はるね「？うん」

銃兎「色んな職業の奴が来るもので、芸能人から詐欺師まで色んな集団がいる。」

はるね「ふむ」

銃兎「でだ。そこでいつもドラッグの取引が行われてることは分かってたんだが、日時が分からないから潜入も出来なかったんだ。」

はるね「うん」

銃兎「でも、お前の『お友達』の調査をしていくうちにその1人の親がそのパーティに参加したことがあることがわかった。」

はるね「へぇ」

はるね(お友達、ってあれだな嫌がらせ集団)

銃兎「そこからやっと、次の日時が聞き出せた」

はるね「ふむふむ」

はるね(拷問でもしたのかな？)

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