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「これが今回の第二の矢。イトナを泳がせたのも予定のうちさ」
「がっ…」
「さぁイトナ。君の最後のご奉公だ。追ってくるんだろ？担任の先生」
語尾にハートがつきそうな勢いでセリフを吐いたシロは、イトナを誘拐した。囮として、痛めつけながら。
「大丈夫ですか 皆さん!?」
「多分、全員なんとか」
先生は私たちの安否を確認し、すぐイトナ救出へ向かった。
「…俺等を気にして回避反応が遅れたな」
「…あンの白野郎〜…。とことん駒にしてくれやがって」
私たち全員の怒りの矛先が、シロへ向いた。
*****
FRを使って、イトナと殺せんせーの元へ向かう。
辿り着いた先には、複数の白装束に攻撃される殺せんせーとイトナがいた。皆思い思いに落とし、簀巻きにしていく。私も1人背後から脅かして落とした。
車に乗る白装束以外、全員片付いた。
これで殺せんせーへの攻撃は止んだ。
「おまえら…なんで…」
弱々しく、イトナが尋ねる。すると、
「カン違いしないでよね。シロの奴にムカついてただけなんだから。殺せんせーが行かなけりゃ私達だって放っといてたし」
「速水が「カン違いしないでよね。」って言ったぞ」
「生ツンデレは良いものだね」
「凛香様可愛い！！！好き！！」
凛香のツンデレ発言に変態とオタクが反応する。無論私も反応する。何故か私だけチョップをくらった。解せぬ。
「こっち見てていいの〜シロ？撃ち続けて殺せんせーを釘付けにしてたのに、撃つのやめたら…ネットなんて根本から外されちゃうよ」
カルマ君の言う通り、殺せんせーは根本からネットを、外していた。殺せんせーに諭されたシロはイトナを置き去り、どこかへと消えていった。
なにが 「モンスターに小蠅達が群がるクラスか」だ。うざったいのはこっちのセリフだ！
ネットから解放させたイトナを見て、殺せんせーは私達にこう言った。
「触手は意志の強さで動かす物です。イトナ君に力や勝利への病的な執着がある限り、触手細胞は強く癒着して離れません。」
どうにかして切り離せないのか、という問いに対して、そうなった原因を知る必要があると言った。
そこで、優月がそれについての捜査結果をスマホを操作しながら皆に説明した。
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クラスペディア(プロフ) - とても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年11月30日 12時) (
レス) id: 62ecb839ba (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコマメ(プロフ) - とっても面白いです！応援してます！！頑張ってください！！ (2019年8月6日 15時) (レス) id: e0e3b2ec8d (このIDを非表示/違反報告)
Liar.@旧雪の飴 - めちゃんこ好きです！！！これからも頑張ってください！！ (2019年7月15日 22時) (レス) id: 1ec8cf476f (このIDを非表示/違反報告)
朱桜よろん - こんなに素晴らしい作品を……ありがとうございます……！次に更新されるのを楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年7月1日 18時) (レス) id: 04adea9d04 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - すごく面白くて好きです！更新されるのを毎日楽しみに待っています！ (2019年7月1日 17時) (レス) id: 14b092647b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2019年6月10日 21時
