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ﾌﾞﾆｮﾝ､ﾌﾞﾆｮﾝ、と教室に変な音が響く。その音の主は殺せんせーだった。いわゆる壁パンをしている。ドンには及ばない。皆はそれにより集中力を妨害されているが、私はそんなもの集中力を欠くに及ばない。隣にカルマ君がいるということが最重要問題だ。
「ブニョンブニョンうるさいよ殺せんせー!!小テスト中なんだから！」
岡野ひなたに注意され、殺せんせーは壁パンをやめた。彼女の言う通り、今は歴史の小テスト中だ。
前世の知識と渡辺Aの学力のおかげでスラスラと解ける。自信満々に回答をし終えた私はカルマ君の方へ目を向けた。…うん、近い。
「な、ちびってねーの!!テメケンカ売ってんのか!!」
挑発されたであろう寺坂が大声を上げる。
それに殺せんせーがテスト中だと注意をする。さっきまでブニョンブニョン言ってたのは誰の触手ですかといいたい。
「ごめんごめん殺せんせー。俺もう終わったからジェラート食って静かにしてるわ」
一体どこから取り出したのかカルマ君がジェラートを殺せんせーに見せる。
「ダメですよ授業中にそんなもの。全くどこで買ってきて…」
注意した殺せんせーの動きが一瞬止まり、慌てた。
「そっそれは昨日先生がイタリア行って買ったやつ!!」
殺せんせーって好きな時に外国行けるから便利だよね。不法入国だけど。
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正義の味方になりたかった男(プロフ) - 大好き、愛してる (2020年2月21日 10時) (
レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
莉亜 - 面白いです！すっっっごい好きです！この作品！更新頑張ってください！（＊^o^＊） (2019年1月26日 22時) (レス) id: 0b051a452c (このIDを非表示/違反報告)
しゃろん(プロフ) - 控えめに言って、めちゃくちゃ好きですこの夢主！！、！！！！ (2019年1月19日 16時) (レス) id: c5bdc26a75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2019年1月3日 15時
