story:24 ページ24
.
皆がお風呂に入っていて暇なので、原作を思い出し、レモン煮オレを買おうと廊下に出た。ビッチ先生は酒飲むと言ってどこかへ行ってしまった。
カルマ君に会いませんようにと祈りながら廊下を歩く。
男子部屋と女子部屋の真ん中あたりの廊下にそれはあった。
「…いちご煮オレもレモン煮オレもある…」
幸いお金はあるが、夜に2つも買うのはまずい。
迷いに迷った結果、滅多にお目にかかれないだろうレモン煮オレを選んだ。
ごくごく、と飲み歩きをしながら部屋に戻る。
美味しいんだけど、なんでも煮ればいいってもんじゃない。本家は飲んだことないけど、前世で作ったいちご煮オレのが美味しいわ
しばらく部屋でひとりのんびりしていると、ちらほらとお風呂に行った女子が帰ってきた。
そして全員が揃った時、莉桜が 好きな男子は誰か、という質問を投げかけた。
「はいはーい、私は烏間先生！」
元気よく陽菜乃が答える。彼女の烏間先生好きは既に有名である。
「はいはい、そんなのみんなそうでしょ。クラスの男子だと例えばって話しよ」
「えー…」
女子達のキャッキャウフフな会話に笑みが溢れる。なんて平和な空間なのだろうか。
「顔だけなら、カルマ君もかっこいいよね」
「…素行さえよければねぇ」
「そうだね…」
「えっ、そこがいいんじゃん」
「え」
思わず反応してしまった私に視線が集まる。
おっとこれはまずいぞ
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 494人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
正義の味方になりたかった男(プロフ) - 大好き、愛してる (2020年2月21日 10時) (
レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
莉亜 - 面白いです！すっっっごい好きです！この作品！更新頑張ってください！（＊^o^＊） (2019年1月26日 22時) (レス) id: 0b051a452c (このIDを非表示/違反報告)
しゃろん(プロフ) - 控えめに言って、めちゃくちゃ好きですこの夢主！！、！！！！ (2019年1月19日 16時) (レス) id: c5bdc26a75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜桃 | 作成日時：2019年1月3日 15時
