はたらく細胞短編集！！[はたらく細胞]

出会い ページ1

1146 ※貴方は赤血球です

[ん〜？ここどこだよ]

と、歩く
ドンッ

『痛っ』

ドサッ

白「す、すまん」

『あ、いえ』

白「怪我はないか？」

と、手を差し伸べてくれる

『大丈夫です』

と、素直に手を取る

キラーＴ細胞

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ」

[っ！！仲間がどんどん細菌にっ！！]

細菌「さぁ、その酸素を渡しな」

『嫌だ！』

細菌「いいのかい？アンタの仲間がやられてっても」

『っ！！！』

細菌「しょうがない。楽にしてあげるよ」

[ああ、死ぬかもしれない]

ﾄﾞｼｬｧｧ!!

『？』

キラー「おい！なに呑気に突っ立ってやがる！！邪魔だ！！」

『す、すみませんでしたぁぁぁぁーー！！！』

キラー「いいからさっさと行け！！」

樹状細胞

[ああ、なんで、私はダメなんだろう。仕事でも、失敗ばっかり]

ポロポロ

『ﾌｯ……ｳｯ……ｳ……』

『も……もう……やだ……ｳｯ……』

樹状「どうしたの？」

『？……樹状細胞さん？』

樹状「うん。なにがあったの？話してご覧？」

そう言って今日の起こったことを話す

ヘルパーT細胞

『今日も運ぶよ酸素♪酸素♪身体中の隅から隅へ〜♪』

『お、グルコースだ』

『これにしよー』

ﾋﾟｯ

ガタン

カチッ

ｺﾞｸｺﾞｸ

『あ〜美味しい』

と、歩きだすと

ドンッ

『ぉうわっ！』

ドサッ

ｺﾞﾎﾟｺﾞﾎﾟ

ヘルパー「あ、あ、すまん！大丈夫か？」

『大丈夫です！って、ああ！グルコースがぁ！』

ヘルパー「本当にスマン！これで、我慢してくれ！」

と、新しいグルコースを渡された。

『いいんですか！？ありがとうございます！』

ヘルパー「ああ！では！」

と、言い走り去って行った

B細胞

B細胞「くらえ！IgE抗体ーッ！」

ﾌﾞﾜｧｧｧｧ

『うわっ！』

ﾌﾞﾜｧｧｧｧ

B細胞「あ」

『…………』

B細胞「あ、あの〜」

『…………』

B細胞「だ、大丈夫です……か？せ、赤血球」

『だ、大丈夫でｓ』

ウィーン

「おーヒスタミンが出されるぞー」

ウィーン

B細胞「ん？」

ウィーーーーン

『え……』

ﾄﾞｼｬ

B細胞「どぅわぁぁぁぁぁ」

『うわぁぁぁぁぁぁぁぁ』

トドドドドド

1時間後

B細胞「大丈夫ですか？赤血球」

『あ、はい大丈夫だと思います』

B細胞「その、タオルをどうぞ」

『あ、ありがとうございます』

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