ば ページ2
『幼なじみでお人好しで鈍感な優真だよ。優真の事が大好きです。』
「え...？」
優真は目を丸くして私の方を見てくる。
やっぱり私が優真に好意を寄せていたのに気付いてなかったんだね。
『ほら、返事は？』
「...お前はどう思う？」
答えは簡単。
『私の事めっっっちゃ好きだと思う』
「理由は？」
『死ぬ寸前に"ずっと前から好きでした"ってメール送って来たのは誰かなぁ〜？？』
「やべっ、忘れてた....」
あ、もう足から消えかかってるや
『あははっ、ばーか！.......で？私の事は？』
「...あぁぁ！もう！愛してる！好きだ！」
『やっぱり相思相愛だ！...じゃあね！また来世で！』
「は？なに言って_____」
聞くと思ったよ。
『私はジサツを...命を粗末にしたから罰を受けに行かなきゃ。』
「せっかく俺たち会えただろ！？
しかも両想いだって気付いたのに！どうして...！どうしてなんだよ！！」
仕方ないよ。私のせいで一つの命が無駄になったんだもん。当たり前だ。
『じゃあね！』
「俺も行く。」
『な、なに言って......』
「俺もついてってやるよ！おい神様！！俺もコイツと同じ場所に連れていけ！」
何で...！何で優真の体も私と一緒に"消えて"いるの？
『やめて！私は絶対に地獄へ行く！！優真まで地獄へ行ってほしくない！』
「お前は地獄へ行くって何で知ってんだ？」
『だ、だって､ジサツしたら地獄へ行くって前に言われたことがある...だから！』
「はっ、お前みたいに優しくて、素直な奴が地獄へ行くわけないだろ？
お前が地獄へ落ちるんなら俺の方が落ちやすいに決まってんだろ？」
『っ！あぁ、良いよ！行こう！私は優真に地獄へ行ってほしくない！
だから、私は絶対に天国へ行ってやる！何があっても！！』
「ははっ！いつものお前になったな.......俺はそんな所に惚れたんだ。」
いつにもなく真剣な表情で好きなところを言ってくれた。
『いつもより饒舌だね。でも私は優真の全部に惚れてるから！私の勝ちだね！』
「...」
優真は照れた。なんか寂しいなぁ...来世で会えるかな？
「なぁ、最期に質問良いか？」
頬を赤く染めた優真が私に聞いてきた。
『どうぞ？』
私は質問を聞いた。
「来世でもまた俺と会って、付き合ってくれるか？
まぁ拒否権はないんだけどな。一応答えを言ってほしい。」
『勿論私の答えは____』
「そうか。じゃあな。」
優真は嬉しさと寂しさが混ざったような笑顔だった。
『ばいばい！』
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ストロベリームーン(プロフ) - ねこ吉さん» こちらこそありがとうございます〜〜っ！良い感想が聞けてとても嬉しいです(*´∇｀*) (2021年2月3日 18時) (
レス) id: 52d18f6c25 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ吉(プロフ) - イベントに参加してくださりありがとうございます！恋愛モノは今まで読んでいなかったのですが、泣ける話でとてもよかったです。 (2021年2月3日 17時) (レス) id: 8f9d7fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリームーン(プロフ) - こと脳逝農園さん» 見てくれてありがとうぅぅぅ！！！ボード、返信しといた！遅くなってごめんね！面白いって言ってくれてありがとねぇぇぇぇぇ！ (2020年9月17日 22時) (レス) id: 52d18f6c25 (このIDを非表示/違反報告)
こと脳逝農園(プロフ) - 面白い！ (2020年9月17日 21時) (レス) id: d15a32fe76 (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリームーン(プロフ) - きーねちゃんさん» 連れ去ってやるよ、俺の家に(ｲｹﾎﾞｫ).........何だこの茶番wwww (2020年9月7日 23時) (レス) id: 52d18f6c25 (このIDを非表示/違反報告)
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