18 藤 ページ17
F side
「うぅ〜もうのめねえ...」
そう言って机に項垂れる北山。
だから言ったじゃないか、と思いつつ酔って顔が赤くなってる北山も可愛くて可愛くて。
「ほら、水飲んで。」
「ん、ありがとぉ ふじがや」
ゴクゴクと水を飲むその姿は妙に色っぽい。
何度見ても慣れないし、目を逸らせなくなる。
北山は、いつから俺が差し出したものを素直に受け取ってくれるようになったんだろう。
最初は距離が近づいたと喜んでいたけど "友達" としてのこの距離があまりにも辛い。
「ねぇ、北山。俺の気持ち忘れちゃった?」
北山には聞こえないくらいのボリュームで未だに項垂れている北山のつむじに問いかける。
何にも答えてくれないのはもう知ってるのに。
「...ばーか。」
もう既に眠ってしまった俺の問いかけに答えてはくれない北山の髪にちゅ、とキスをした。
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篆(てん)(プロフ) - たまさん» たま様。コメント有難うございます!出会えた事を嬉しく思います♪可愛いFKを書くことが目標なのでとっても励みになります!更新頑張りますね(^^) (2019年5月16日 23時) (レス) id: 037bba86b4 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - てんさんはじめまして(^-^)色んな所を飛び回っているうちにたどり着きました!ツンなKさんと、メロメロになってるFさん可愛いです(*´∀`)2人がこれからどうなっていくのか、更新楽しみにしています☆ (2019年5月16日 23時) (レス) id: f57c24ec83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:篆(てん) | 作成日時:2019年5月14日 20時