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「………でもおかしいな。去年、俺、言ったよな」
ジョージは突然すっと目を細め、Aを見た。その顔がどことなく怒っているように見えるのは、気のせいではないはずだ。
「あんまり危ないことしないでくれって。言ったはずだ」
「……うん。そうだな、ごめん」
「ごめんで済むなら、こんなに怒らない」
ジョージはガタンと立ち上がった。Aはオロオロした。
「じ、ジョージ、怒ってるのか？ご、ごめ──」
「ああ、怒ってる」
ジョージはベッドに片手をついてAに詰め寄った。
「Aは俺との約束を破ったってわけだ」
「でも、でもあれは──私、あんなことになるなんて──」
「夜に外に出た事自体が、危ないことだろ？」
Aは言い返すこともできずに唸った。
「俺が言ったことは、なんの意味もなかったってことだ。あの程度の言葉じゃ、Aには伝わらなかったんだな？」
「ち、ちがう！じ、ジョージ、お、怒らないでくれ…」
じりじり詰め寄るジョージに、Aは半べそをかいた。
二人に叱責されること自体は何も悲しくない。ただ、二人に呆れられたのではないかと、それが心配で仕方なかった。
「ご、ごめんなさい」
Aがぐすぐす泣き始めると、フレッドはジョージを静止した。
「おい、からかいすぎだぞ」
「ごめん」
ジョージは微笑んだ。
「A、顔上げて。冗談だよ。いやまあ、怒ってはいるけど──怒鳴ったりなんてしないから」
「そ、そういうことじゃない─」
Aはめそめそしたまま言った。
「あ、呆れてるか……？私、私、あとのこと考えないで行動して──去年も、そうだった……それで、二人に心配かけた！」
「呆れてなんかない」
フレッドがすかさず言った。
「呆れたりなんてするもんか。ただ死ぬほど心配で、気が狂いそうだった。それだけだ」
フレッドはAをぎゅっとやさしく抱きしめた。
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鵲(プロフ) - あいうえおさん» わー！本当だ！ありがとうございます！！😭😭 (2022年1月17日 0時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - あの…368の部分が568になってますよ (2022年1月16日 23時) (レス) id: 20e12b7e66 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 檸檬さん» わー！こちらこそありがとうございますー！ドラコとの絡みも入れて行きたいなと思っているのでがんばりますー！✊🏻✊🏻 (2022年1月16日 19時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - もう8出していただいたんですか？！ありがとうございます！！💕😻ドラコも好きなので鵲さんが出来るかぎりで主人公ちゃんと絡ませてくれると嬉しいです‼︎応援してますっ！✨ (2022年1月16日 19時) (レス) @page29 id: 96c1ce7e45 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 犬好きさん» わー！ありがとうございますー！！😭💕💕モチベ爆上がりですー！！😭💕 (2022年1月16日 17時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2022年1月16日 8時
