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放課後。
緑谷くんのお見舞いに来ました！
ノックをして扉を開けると、緑谷くんは一瞬驚いてからあわあわし始めた。どうした。
「やほー緑谷くん！何をそんなに慌ててるのさー」
「あ、もしかして燐凍くんも怪我してたの？ちょっと今リカバリーガールいなくて…」
「いや、お見舞いに来ただけだよ！様子どう？」
俺がそう言うとなぜか目頭を押さえる緑谷くん。どうしたどうした！？
「どうしたの緑谷くん！？」
「なんか…今までこんなに人に気にかけてもらうことなかったから嬉しくて…ありがとう燐凍くん」
「ヴッ…や、やめて…俺まで泣きそうになるからやめて…友達なんだから当たり前でしょ…！！」
この場に流れる(良い意味で)しんみりした空気に耐えられずに、ベッドの横の椅子に座って「そういえばもうあと何週間かで体育祭だね〜」と話題を変える。
「うちのクラスだと誰が一番いいトコまで行くかなぁ」
「うーん…燐凍くんと焦凍くんはもちろんだけど、やっぱりかっちゃんかなぁ。絶対宣誓とかで「俺が一位になる」みたいなこと言うよ…」
…“かっちゃん"。聞いたことのない名前に頭をひねっていると、それを察した緑谷くんが爆豪くんのことだよと教えてくれた。
爆豪くん、緑谷くんにはかっちゃんって呼ばれてるのか。
絶対本人嫌がりそう。…これはいい事を聞いたぞ！！
今度変なあだ名で呼ばれたらかっちゃんって呼んでやろう(ニッコリ)
そう企んでいると、ふとベッドの横の机の上に置いてある一冊のノートが目に入った。
おお、すごい。これはめっちゃ使い古されてるな…？
「このノートって…」
「はぅあああ！！！いや、これはちがくて、あの」
ノートをパッと手にとって背中に隠す緑谷くん。
ふっふっふ…そっちはベッドの中！こっちは自由に動ける！圧倒的ハンデ！！
緑谷くんの手からノートをくすねて中を見てみると、そこには俺を含めた1-A全員のイラスト付きの解説がびっしり。
個性のことから戦闘スタイルまで…
「ごごごごめんね、気持ち悪いよね…」
「どこが！？すごいよ！！！
入学したてなのに、こんなにみんなのことよく見てて…やっぱり委員長決めの時緑谷くんに一票入れた俺の目に間違いはなかった！！」
「え！？？！！？」
その後もしばらく緑谷くんと談笑しているとリカバリーガールが戻ってきた。
緑谷くんはとりあえず家には帰れるらしい。よかった！
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熊葛(プロフ) - ちぃとんさん» (作者です！)ありがとうございます！！書ける時に少しずつなんですが頑張ります…！(^O^) (2018年12月27日 22時) (
レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃとん(プロフ) - めっちゃ好きです！(о´∀`о)これからも頑張ってください！ (2018年11月18日 1時) (レス) id: 1c08bbf829 (このIDを非表示/違反報告)
ぺき(プロフ) - 亜純さん» ありがとうございます！忙しさにムラがあるんですが、書けるときに少しずつ書いていきます^ ^頑張りますね！ (2018年10月25日 18時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
亜純(プロフ) - 更新頑張ってください!! (2018年10月23日 8時) (レス) id: 430739def7 (このIDを非表示/違反報告)
ぺき(プロフ) - mii.さん» わ〜〜ありがとうございます！T^Tほんと亀更新ですが頑張ります！ (2018年10月8日 15時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：熊葛 x他1人 | 作成日時：2018年8月15日 15時
