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「おはよー」
「はよー！ブラコン！」
「えっ上鳴もう知ってんの？噂広まるの早いな」
「もうみんな知ってんだろ」
上鳴はそう言ってこっちを指差して爆笑してきた。失礼な奴だ。
「いやぁ、俺が焦凍のこと好きなのがみんなにバレるのは別にいいんだけど…」
「いいのかよ」
「いいんだよ」
そう。
昨日の第395次蕎麦戦争の際、公衆の面前で俺が焦凍にラブコールを送ったことにより、俺がブラコンだということが雄英中に知れ渡りました☆
別に隠していたわけでもないから全く問題ない。
でもやっぱり冷やかしは頭にくるので上鳴に関節技を決めていると、左隣の席からクスクスと上品な笑い声が聞こえた。
全く！どっかの上鳴とは大違いだね！！！
「ふふっ……あっ、申し訳ございません！つい…」
「いやいや気にしないで！そうだ、次は上鳴にジャーマンスープレックスでもいっとく？」
「ごめんなさいごめんなさいマジでごめんなさい家族想いでとてもよいことだと思います」
「うむ、よろしい」
上鳴を解放して左に向き直り「っていうか八百万さん！」と話しかける。
八百万さんは少し驚きながら「は、はいっ」と返してくれた。
「実は話してみたいなーって思ってたんだ！体力テストの時といい昨日の戦闘訓練といい、すごい個性だし判断力もあって感動した！」
「そんな……ありがとうございます」
「あれってどんなものでも創れるの？」
「いえ。生き物と、分子構造を理解していないものは創れませんの」
「てことは、すごく頭良いんだね！！さすが推薦入学者…。
あっ、百ちゃんって呼んでもいい？」
「もちろんですわ！私は何とお呼びすればよろしいでしょうか？」
「うーん…轟…だと焦凍もいるから、燐凍って呼んでー」
その後も百ちゃんとキャッキャしていると、上鳴がジッとこっちを見ていた。
「お前いつもそうやってナンパしてんの？」
「は？俺は焦凍一筋ですけど！！」
「素でやってたのかよ…天然タラシ怖…」
「？」
「？」
頭の上に疑問符を浮かべる俺と百ちゃんを見て、上鳴は「ハア…モテたい…」とため息をついた。
何はともあれこの日から俺は雄英生から「轟燐凍？ああ、なんか色々ヤベー方の轟か！」と認識されるようになった。
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熊葛(プロフ) - ちぃとんさん» (作者です！)ありがとうございます！！書ける時に少しずつなんですが頑張ります…！(^O^) (2018年12月27日 22時) (
レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃとん(プロフ) - めっちゃ好きです！(о´∀`о)これからも頑張ってください！ (2018年11月18日 1時) (レス) id: 1c08bbf829 (このIDを非表示/違反報告)
ぺき(プロフ) - 亜純さん» ありがとうございます！忙しさにムラがあるんですが、書けるときに少しずつ書いていきます^ ^頑張りますね！ (2018年10月25日 18時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
亜純(プロフ) - 更新頑張ってください!! (2018年10月23日 8時) (レス) id: 430739def7 (このIDを非表示/違反報告)
ぺき(プロフ) - mii.さん» わ〜〜ありがとうございます！T^Tほんと亀更新ですが頑張ります！ (2018年10月8日 15時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：熊葛 x他1人 | 作成日時：2018年8月15日 15時
